数ヶ月ぶりに帰省した。
実家には70代の両親がいる。
今のところ大きな病気やケガなどは無く、二人とも元気である。
しかし、久々に会ったせいか、特に父は、一回り小さくなったような気がした。実際、かなり体重は落ちているらしい。
「食べてるのに体重がどんどん減るから病気かもしれない」と、父は自分のことを言うが、食事の量を見ると、とても病人が食べる量ではないので、そう伝えた。それに気になるなら検査すればいいだけのことだ。検査しないのは身体の調子が悪いわけではないと言うことだろう。
そんな両親、娘の私が言うのもなんだが、人が良すぎるところがある。
最近は、親戚のおばさん(89歳)が余命宣告されたとかで、入院手続きやらお金の管理やらを任せられたと慌ただしくしていた。
おばさんは、旦那さんに先立たれ、娘と息子がいるが、仲違いしているらしく、お見舞いには誰も来ないのだとか。
私は、特別両親と仲がいいわけでもないが、悪いわけでもない、まぁ普通の関係性だと思っているし、一応両親に何かあったら駆けつけるだろうとなんとなく思っている。
なので、そのおばさんのお子さん(と言っても60代)の話を聞いた時、親が死ぬか生きるかの時にも来ないほどの仲違いって何だろう?と逆にとても気になってしまった。
両親よ、私は一応あなた達の最期を見届けるつもりだよ、と心の中でつぶやいたのだった。