最近見ているドラマで、胸が痛い。
土曜夜9時、「タツキ先生は甘すぎる!」ご覧になっている方もいらっしゃるでしょう。
まず主演の町田啓太さんが、かっこ良すぎる。前々から好きだったが、さらに好きになってしまった。
そして、なんと言っても、主題歌、福山雅治さんの「拍手喝采」が素晴らしい!
何を隠そう、私は福山雅治さんの大ファンであり、年に数回ライブに行き、生ましゃを見るのを生きがいとしている。
町田くんとましゃへの熱い想いはまた今度ということにして、冒頭の胸が痛い話をしたいと思う。

突然だが、私には、24歳になる娘がいる。二十歳で出産したので計算が簡単である。
ヤツとは、この娘(N美とする)を連れての結婚だった。(ヤツは再婚だが私は初婚である。これもやや複雑なので追々話したい。)

実は、N美が高校1年生の時、不登校っぽくなった。
いまだに原因はわからないし、N美に直接聞いたこともない。
思い返せば、起床時の「お腹が痛い」から始まった。
夏休み明けの出来事だった。
そこから、「お腹が痛い」からの「学校休む」が続いた。
私が仕事を終えて帰宅すると、わりとケロッとしていたり、食欲がないわけでもなく、一緒にテレビを見たりしている時間は普通なのだ。
当然、私は、学校へ行くようN美に言った。N美も、「うん」とか「わかった」とか、忘れたが、なんらかの反応があったように記憶している。
しかし、やはり翌朝は「お腹が痛く」なるのだ。その繰り返しである。
嫌なことがあるとお腹が痛くなるストレス的なものだったかもしれない。
どうしよう、どうやって学校行かせようと考えなかったかと言うと嘘になる。
家庭のタツキ先生のように、なんで学校行かないの?勉強遅れるよ?みたいに責めたこともあったと思う。
学校の先生と面談もしたが、はっきり言って非協力的というか、本人次第と突き放された感じがした。まぁ、仕方ない、高校だし、義務教育でもないし。
そんなこんなで、ぐちゃぐちゃ色々考えたり悩んだりしながらも、徐々に、なんでかわからないけど、まぁ本人が行きたくないならしょうがないか…という気持ちに落ち着いた。
その考えが功を奏したのかは不明だが、休み始めて3週間くらい経った頃だったか、N美は急に学校に行き始めた。

おかげさまで、我が家のプチ不登校はこれで幕を閉じた。
きっと、あの3週間は、N美にとって、自分の気持ちを整理したり、エネルギーの充電をしたりする、そういう時間だったのだと思う。

と、過ぎ去った今となっては冷静に考えられるが、当時は当然必死だったし、悩んで苦しくて、この時間がずっと続くのではないかという不安がさらに覆い被さって辛かった。
正直、N美のことがあるまで、不登校なんてただの甘えでしょ、と思っていた。
生きづらい世の中は、大人だけが感じているのではない。きっと子供の方が、敏感に感じとっている。