少し前になりますが,消防博物館に行ってきました。
四谷三丁目直結。雨でも寒くても大丈夫なのが嬉しいです。
2階を除く地下から6階までのビル全部が
消防に関する資料を集めた博物館になっています。
受付で上階から順に見ていくことをお勧めされたので6階の企画展示室へ。
「阪神淡路大震災から30年、江戸から令和の震災展」
ということでパネル展示がされていました。
阪神淡路大震災の起きた直後の
大きな航空写真がありました。
テレビの放映よりリアルで迫力があって怖い。
改めて,備えないと……
と思います。
江戸時代の震災の様子を描いた絵なども
悲しい気持ちになりました。
こういう気持ちになる博物館も珍しい……
関東大震災の時は,東京の人はタンスと一緒に避難したので
道路や避難場所が混んだり,火災が広がったりしたけれど
横浜は家が倒壊してしまったからそういうことはなかった,
なんていう話も興味深かったです。
気分を変えて,4階,5階では消防の歴史についての展示。
貴重な展示品を眺めてきました。
狭い道でも入れる消防車
レトロな馬車の消防車。
どれも絵になる乗り物です。
昭和時代のお洒落な制服
女の子の憧れだったのでは?
ちなみに今の制服もワインレッドだそうです。
江戸の町火消の印。どれもデザインがお洒落
め組が有名ですがこんなにいっぱいあるんですね。
3階は現在の消防車などの紹介,
家の模型やアニメーションなど体験型の施設。
クイズに正解しないと映像が見られないコーナーがあったので
挑戦
みごとに不正解
洪水の前には川の水は上がる?→正解は「下がる」
再チャレンジで見せてもらいました。
ものが燃えるしくみと消火をセットにした教材。
窒息消火,除去消火
,冷却消火
を
分かりやすく説明していて楽しかったです。
地下にはたくさんの消防車が展示してあり
小さなお子さんに人気のコーナーになっていました
なかなか近くで見られないから嬉しいですよね
全部で1時間くらいの予定でしたが,3階をざっと見るだけにしても
2時間以上かかっちゃいました。
上階はちょっと難しい展示なので
お子さんは下から上がる方が楽しめるかもしれません。
改めていろいろ思い出しているうちに消防車のサイレンが……
しっかり火の元をチェックして寝ようと思います。