秋風の気持ち良い11月2日、

神奈川県相模原市にあるJAXA相模原キャンパスの
特別公開に行ってきました走る人
 
例年夏休みに行われますが,今回は秋。
涼しくてほんとによかったです。
会場は全部で8つ。
ほとんどのところで研究の内容をまとめたものを配布している他
工作ができるところ,ステッカー,カードなどをもらえるブースもあります。
完遂すると記念品がもらえるスタンプラリーも人気です(お子さんのみ)。
 
人気のあるのは第1展示場。
ロケットなど大きな展示が多くこれぞJAXAという感じ。
気球フィルムの配布や工作ブースも多く
お子さん限定の配布物もあるなどお子さんが楽しめる展示が多いです。
このため朝いちばんでも人が多く,通路が狭く,混んでいます。
 
第5展示場もクイズラリーや,身近な天体である太陽についての
展示で混んでいます。こちらは大人の方が多めかな。
クイズは問題にたどり着くのも大変です。
 
中庭では焼きそばや,関連自治体の物産展も。
売店も文房具やTシャツ,宇宙食を買う人で長蛇の列です。

 

混んでるけどやっぱり見たい,第1会場からスタートしました。
燃料部分を切り離しせずに往復する”再使用ロケット”
に感心しました。これができたら宇宙旅行が普通になりそう。
 
宇宙で発電してマイクロ波で地球に送る,"太陽発電衛星"
もすごいなあ。こんな形らしい…
地球で発電しなくてよくなったら,いいなあ。
関係ないけど映画やアニメのシーンで,UFOから光の通路が出てきて
宇宙人が降りてくるような…そんなものを思い出しました。
 
ロケットなどのいかにも宇宙,というものだけでなくこんなものも。
ユーグレナより効率的に栄養価が高いという”スピルリナ”。
美味しいのかな。

 

第2会場は割と最近完成した,宇宙探査実験棟。
月の上での作業をシュミレーションできるところです。
今年は1階の中に入れたので,写真撮影が楽しかったです。
ちゃんと宇宙飛行士まで出てくる楽しい演出も。
月は昼間の部分は熱く,夜の部分は寒すぎるので
実際の月の探査もこのような昼と夜の境目に行われるんだそうです。
 
まるで実際の景色みたいですが,砂は地球産だそう。
月は風が吹かないので砂が風化せず,隕石が衝突したままの尖った形で,
さらにとても細かいので地球上で広げるのは無理なんだそうです。
肺に吸い込んだりしたら呼吸困難になってしまうとか。
 
宇宙とはかくも厳しいところなのだなあと思いました。
 
第3会場はこれからが楽しみなリュウグウについての展示
形の予想は太陽の光の反射の変化から行ったそうです。
そんなところまで行って,こんな模型ができて
かけらが拾えるなんてほんとすごい。
 
他にもロケット発射の様子がVRで体験できるブースなども
ありました。こちらもかなりの人が並んでいました。

面白そうだったけど時間がなかったので断念。

 

太陽黒点の展示を見たり,はやぶさの持ってきた

微粒子を見たりして2時間ほどで見学終了。

偏光板などもいただけたので,またじっく勉強したいです。

来年も行けたらいいな。

 

メモ会場マップや展示,イベントの内容は事前に知ることができて

整理券などが必要な場所もありますので

欲しいもの,見たいものが決まっている人はまずはそちらへ。
配布量が少ないものも朝一番でなくなってしまわないように,
数時間ごとに配っているところが多いです。
分からないことがあればスタッフさんがたくさん立っていて
みなさんよく教えてくれるので,なんでも聞いてみるとよいと思います。
 
特別公開用にツイッターもあります。
他に"宇宙兼展示室"というツイッターをフォローしてたのですが
こちらのつぶやきも面白いです。