息子がお子さん向けのイベント企画で
食品サンプルのエビ天づくりをしようかという話になったらしく,
「エビ天,作れる?」と聞かれ,
「うん,大丈夫,作れるよと安請け合いしたものの
やってみたらすっかりやり方を忘れていて
形になるまで何度もやり直す羽目になってしまいました
なんとか出来上がったのがこちら。
…なので今回はレシピを残そうと思います
しっぽの作り方
プラ板(下敷きやクリアファイルなど)にオレンジの水性ペンでしっぽを描き
木工用ボンドを上から塗って乾くまで置いておきます。
…幼稚園児でももっと上手いですね
乾くと透明で,意外とそれっぽくなります。
本体の作り方
紙粘土を細長く成形して乾かします。
しっぽが差し込みやすいように切れ目を入れておくとよいです。
衣の作り方
空き缶にろうと着色用のクレヨン(今回は黄色+山吹色)をいれ,
小さめの鍋に湯を沸かし,これを浮かべて湯煎します。
(直火に掛けないように注意)
今回は粉末のパラフィンロウを使っています。
もちろん,家にある余ったロウソクでも作れます。
缶に針金などで持ち手を付けておくと注ぐときに便利です。
湯煎しているときに缶がひっくり返らない点でも便利。
もちろん,鍋は100均でいいので専用のもので。
溶けたらいよいよ衣を作ります。
まずは適当な器に水を張り,少量落として色チェック。
多少形がうまくいかなくても色が似ていればそれっぽく見えるので
着色剤は一度に混ぜず,様子を見ながら調節するとよいです。
試したロウはかるく水を落とせばまた缶に戻してOK。
色が決まったら40℃くらいのぬるま湯に
ろうを流しいれて,成形します。
※お湯の温度が高すぎるとろうが固まりません。
冷えているのは下のほうだけなので,取り出す時溶けたろうが
流れだすこともあるので火傷には十分注意してください。
写真のように割りばしがおすすめ。
お子さんにはゴム手袋もあったほうが安心。
上手くいかなければそっと剥がしてまた溶かしてリトライできます。
さいごに尻尾を差し込んで出来上がり。
上手にできるようになると楽しいですよ
工夫次第でいろいろなサンプルができそう。
今回はクレヨンですが専用の着色剤を使うと,きれいに溶けるので
透明感のある作品になります。
手作りできると楽しいものいっぱい。
やってみたいな~と思っていた方の参考になればうれしいです。