弊社のコンサルティングは、最初は経営理念作りや会議の定着を目指していくため、「管理会計って言いながら数字が出ない」と思われる方もいらっしゃいます。

 

これは数字だけ選考をしても、そこに意味付けができない、また会議がないと全体に情報共有ができないし、意見も聞けないため初期は数字面よりも理念作りなどが優先されてきます。

 

では、理念やビジョンができた後はどう進めていくのでしょうか?

 

 

ビジョンから逆算をして数字化・見える化する

ビジョンとは将来の会社の理想像のことを言います。

 

売上はいくらぐらいが良いのか?社員数は?店舗数は?どんな商品を扱いたいのか?

 

これらをまとめたものがビジョンであり、弊社ではお客様と一緒にビジョン表という複数年のビジョンを一覧にした表を作成していきます。

 

ビジョンは、なるべく具体的な数字を使うように作成をしていきます。

 

「地域1番店」ではなく、「●●市でのシェア30%の地域1番店」という感じです。

 

具体的な数字を用いて作成をすることができれば、ビジョンを実現できた時の決算書を作ることができます。

 

ビジョンという夢物語を数字に変えて、さらに具体的な決算書にして具体化をしていきます。

 

ビジョンと財務(決算書)を繋げていくという作業です。

 

 

現状の数字の状況を把握

同じように現在の決算書も確認をしていきます。

 

実際には、決算書のままではなく見やすい図形にして把握をしていきます。

 

粗利益はどのぐらいか?労働分配率は?営業利益率は?

 

これらを明確にして、ビジョンを実現できた時の決算書と比較をしていきます。

 

そこには大きなギャップが生まれるはずです。

 

日々のお仕事はこのギャップを埋めていくことになります。

 

 

現場でのデータ収集

ビジョンや現状の決算書を可能な限り会議を通じて従業員に共有をしていきます。
 
決算書のままでは共有ができないという場合には、売上目標などの形に変えて共有をします。
 
従業員の方には、売上目標はビジョンから逆算して設定していることを繰り返し、繰り返し説明をしていきます。
 
1回だけ伝えて伝わることはほとんどありません。
 
機会を見つけては何度も何度も伝えていきます。
 
ビジョンが共有され、会議が定着をしていくと、より会議を活性化するために、また取るべき行動を間違えないために現場単位で数字の収集をしていきます。
 
例えば、顧客別売上高や地域別売上高などです。
 
製造業であれば、歩留まり率や在庫管理表などもあると良いでしょう。
 
データはすぐには集まりません。
 
1〜2年かけて数字を集めていき、管理会計の体制を整えていきます。
 
 
 
管理会計コンサルティングでは、「ビジョンを数字化→ビジョン決算書と現状決算書の比較→現場のデータ収集」のような流れで数字を活用をしていきます。
 
今まで行なっていなかったことをやるので実行は簡単ではありません。
 
しかし、やっていなかったことをやるのですから必ず効果が出てきます。
 
ポイントは、焦らず一つずつ実行をしていくことです。