【訂正】言葉の選び方・使い方。 | ダンスインストラクターsayaの日記

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「ご迷惑おかけして、すみません。」


この言葉、よく耳にしませんか?
私も、思い返すと、よく使ってます。


いつも何気なく使っていた言葉ですが、先日こんな事がありました。


ダンススクールに通う生徒が、部活動で怪我をし、
「足首、膝の靭帯損傷」と診断されました。

症状は重く、膝の曲げ伸ばし、足首の捻る動作は全てNG。


医者からは、「運動は避けて、安静に。」と言われ、2ヶ月経っても回復しません。

本人は、「どうしてもダンスは続けたい。」と、毎週休まずレッスンに来て、見学します。
スタジオ内に入り、足は動かせなくても、手の動きをしながら、脳でイメージし、私の指導を一生懸命に聴き、皆の動きを真剣に見て学ぼうとしていました。


何とか力になりたい。
安静に…と言われても、何かしらケアをすれば、回復するのでは?
ただ、中途半端な知識で、運動障害へのアプローチをするわけにはいかない。

人の力を借りよう。
人の知識を借りよう。


そして、パーソナルトレーナーである旦那に相談したら、仕事の合間を縫って駆け付けてくれました。

その子の体の使い方、立ち姿や歩き方で癖を見抜き、今、何をすべきかを的確に伝え、本人に希望を持たせ、ケアする大切さを指導してくれました。

紙に絵を描き、すぐに復習出来るようにメニューを渡すと、本人も、そのお母様も、不安な表情が明るくなりました。

「2度と運動やダンスが出来ないのかもって不安だったけど、ケアの仕方を教えて貰えて、希望が持てました‼︎」
と、本人は安堵の表情でした。


そして、お母様が何度も何度も頭を下げて、

「本当にご迷惑をおかけして、すみませんでした。ありがとうございます。」


「いえいえ、とんでもないです。出来ることをしただけです。」

「旦那さんにまで来て頂いて、本当に申し訳ないです…ご迷惑かけてばかりで…」



何度もその言葉を聞いた時、凄く違和感を感じました。

迷惑じゃない。

力になりたい、目の前にいる親子の不安を少しでも解消したい、希望を持ってほしい。

私がしたくて、したんだ。

旦那も、彼女の小さい頃からの成長を見守ってきたから、何か力になりたくて、駆け付けてくれた。


迷惑なんかじゃない。

親の言葉を聞いている生徒は、どう感じている?

(
私が怪我をして、人に迷惑をかけた。
人に力を借りて、迷惑をかけた。)


そう感じてしまってないかな?

人は、人に力を借りたり、力を合わせたり、力を捧げたり、お互いに共存して生きている。

だから、人に力を借りた時は、


「お力頂けて、
とても助かりました。
嬉しい。
ありがとう。」

という言葉を使えたらいいですね。

言葉の選び方、使い方が変わると、受け取り方もグッと変わります。

ポジティブな言葉を使っていくと、その場も明るく、心も楽しくなりそうです♡

子どもは特に、親の言葉をよく聴き、無意識に同じように使うようになります。
大人の使っている言葉を模倣するんです。

モデリングとも言います。

ママがポジティブなら、子どももポジティブに☆

今日も素敵な言葉を使っていきたいです♩

旦那さん、力を捧げてくれてありがとうございました‼︎

しっかり夕飯をご馳走させて頂きまして、嬉しいです(笑)



親子のHappyアーティスト

早弥香