特に意味はないけど、自転車日本一周当時書いてた日記を観ていると、懐かしくて。
自己満足ではありますが、ブログに綴っていきたいと思います。
暇つぶしにでも、流し読みして頂けると嬉しいです。
初日
その日は仲のいい友達と弟が見送りに来てくれました。もう心の中はワクワクでいっぱい。
(じゃあちょっと、沖縄タッチしてくるわ!)
そんな軽いノリで自宅をあとにしました。僕の1年2ヶ月に及ぶ、自転車日本一周の旅の始まり。
最初は気分も良かった。初めて「兵庫県」と記された標札を見て感動。
でもしばらく漕いでるうちに、じんわり不安が押し寄せてきて、甲子園辺りで完全に気が滅入ってきました。
とりあえず近くの公園で一休み。とにかくお腹がすいてたので前日大量に買い込んだ缶詰をあけようとしたら・・・あ!缶切り忘れた(笑)
自分のアホさ加減にうんざりしながら、仕方なくそこらに落ちてる出来るだけトガり気味の石でカツカツして、なんとか開封。
でも開封にかけた時間が長すぎたくせにあっさりすぎる完食。
そしてしばらく不安になってまた漕ぎ出して、気持ちに踏ん切り付けるにはこれしかない!!
と明石のフェリー乗り場へ。海渡ってリアルに帰れなくする作戦。
フェリーの中から遠くなってく神戸の夜景がやけに寂しく映ること。
そして淡路島到着。時間も時間やしそろそろ寝床探すかと思ったけどいざ寝ようとするとソワソワして眠れへん。
もちろん生まれて初めての野宿挑戦。
もうあえなく断念して夜の淡路島を一人チャリ・・・怖い(笑)
出来るだけ気分を上げようと頭の中でダウンロード完了済みの当時流行ってたMINMIのシャナナとか、大好きなEXILEとか、何故か岡本真夜のTomorrowとか大声で熱唱。変態や(笑)
そして気がつけば漁港にたどり着いて、夜も明けようとしてたけどあの時に見た海+朝日は半端じゃなかった!
1+1=2じゃなかった!
そしてしばらくぼさーっとして元気になったところでまた出発!
ぜいぜい言いながら登り坂を押していると親子連れのチャリダーに遭遇。子どもはまだ小学校低学年くらいかな。
「一緒にこがへん?」
そう言うとお父さんはニコッと笑ってポカリくれはった。どうやら夏休みを利用して大阪府堺市からチャリで田舎のおばぁちゃん家に行く途中らしく、俺も「ステキやなぁ~」と思って一緒に福良という町まで目指すことに。
途中牧場寄ったり、大量の玉ねぎが吊された建物に感激したり、お互い励まし合いながら福良と言う淡路島南部の土地に到着。
親子とはここでさよならしたんやけど、なんと最後にお父さんが宿を手配して下さった。
あまりの出来事に、僕はただただ「ありがとうございます」しか言われへんくて。
「夏休みににいい思い出が出来たよ」とお父さんはこどもとおばぁちゃん家に向かいました。
感動にしびれながらも、宿に到着してとにかく真夏やったんで体は汗でぐちゃぐちゃ。
なのでとりあえずお風呂に。
湯に浸かると体中の疲れが押し寄せてきてしばらく動かれへんかった。
その日は早く寝て次の日朝7時チェックアウト。
…そして人生初四国!!
もうこの旅を終えて4年近くになります。
当時、高校を卒業したばかりで、社会のコトなど何もわからない子どもでした。
そのくせ、「自転車で旅をしている」というコトに、いい意味で言えば「誇り」を。
悪い意味で言えば「驕り」を持って生きていました。
時にはその「驕り」の部分が強くなり素直に人に感謝しなかったことも多々にありました。
今になりこうして振り返ることで。
あの旅は、当時はこんなコト思いもしなかったですが。
まだ子どもだった僕を、たくさんの日本中の方々が、大人へと成長させてくれたきっかけだったのかなって。
あの時僕に優しさを分けて下さった方々のように。
僕もまた、誰かに優しさを分けれるような人間になりたいと思います。
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