「ショットバー2」の投稿の続きである。
「舶来居酒屋 BAR 白馬舘」を後にして、殆どの友人は帰ってしまったが、私ともう1名でもう少しバーを巡る事にした。
実は、もう一軒は宛てが有ったのだ。
閉店したショットバーのマスターが新たにオープンした店である。
このマスターに教えてもらった葉巻屋のHPで新たにショットバーをオープンしたと言う記事を見て、是非顔を出さなければと思っていたのだ。但し、前の店舗に比べるとかなり狭いらしく、友人数名では邪魔になると判断したのだ。2人程度なら大丈夫だろう。
情報も少なく場所も大まかにしか判らないので、その近辺をうろうろ‥結局判らなかったので、客引きに聞いたら何と店を知っていた!
青く光る階段を上ると、漸くそのバーに辿り着いたのだった。
昔の様な洒落た名前では無く、マスターの名前がそのまま店名になっていたが、思った以上に良い雰囲気だ。
確かに狭く、前の店はボックス席が4つ程有りスペースもかなり広かった為、ジャズ等のセッションを貸切で行ったりしていたらしいのだが、こちらはボックス席は無く全てカウンターのみ。歩くスペースも座っている客に気を配らなければいけない位である。楽器の演奏等到底無理だ。2人で来たのは正解だった。結局女性客の隣に座る事になった。
久し振りにマスターに再開出来たのも嬉しかったが、残念ながら前の様にフードを楽しめる店では無くなってしまった。(尤も、ショットバーでフードを愉しもうとする私が間違っているのかもしれないが。)
取り合えず友人が「ジン・トニック」をオーダーしたので私は御任せでオーダー。私には多少アルコール度を抑えたジン・トニックが作られた。流石解っている。
さて、私はこのマスターに葉巻を教わったので、当然ながらこの店でも葉巻を吸うつもりなのだが‥先に述べた通り隣には既に女性客が居た状態である。
女性客に「すみません。」と声を掛け、「煙草宜しいでしょうか?」と確認する。了承されたので、ジン・トニックとともに一服。美味しい酒を味わいつつ良い馨りの紫煙に包まれる。気持ち良い時間だ。
ここで、この声を掛けた事が話題になる。隣に気を配っている事にマスターも褒めてくれたのだが、私からすると当たり前の事だと思う。
現在は何処でも喫煙室を分けた分煙が普通である。しかしバーは昔からだが、酒と煙草は切れない関係で流石に分煙等はなされていない。しかもシガリロとは言え、シガレット(紙巻煙草)より匂いの強い葉巻である。隣に一声掛けるのがマナーであろう。褒められて悪い気はしなかったが何だか納得出来なかった。
私達が先に座っており、既に煙草を吸っていたなら一々了解を得なかったし、隣が煙草を吸っていても態々声を掛けなかっただろう。しかしそうでないなら必ず声を掛けて煙草を吸うと伝えるべきだと思う。(実際の所、バーでも他の客と隣になる事がこれまで無かったので、煙草の件で話し掛けたのは今回が初めてだったのだが。)
私は普段、日常的に喫煙している訳では無い為、嫌煙家側の立場を理解しているのかもしれないが、愛煙家は周りに気を使うのが当然だと考えている。
もし、この女性が煙草NGだったなら、我慢するか席を移動すれば良い。声を掛けずに吸い始めて女性が嫌な思いをしたならバーの雰囲気もカクテルも楽しめないし、益々喫煙者に対する評価が悪くなるだろう。
つまり最低限度のマナーと気配りは周りだけでなく自分自身を守る為でも有る。「煙草3」の投稿でも述べているが、煙草(及び酒)は、場合によっては他人に迷惑を掛ける為、マナーを守れる方のみが続けて欲しいと思う。
そうすれば少しでも喫煙に対する理解が深まる筈だ。
そんな事を考えながら夜は更けていった。そして、この煙草の一言の御蔭で隣の女性とも直ぐに打ち解けて親しくなり、普段よりもっと楽しいバーの時間を過ごす事が出来たのだった。
「煙草宜しいですか?」の一言は、マナーだけでは無く、私の様な口下手(?)でも女性(隣)と話す良い切っ掛けにもなる様だ。これからも活用(?)していきたい。
「舶来居酒屋 BAR 白馬舘」を後にして、殆どの友人は帰ってしまったが、私ともう1名でもう少しバーを巡る事にした。
実は、もう一軒は宛てが有ったのだ。
閉店したショットバーのマスターが新たにオープンした店である。
このマスターに教えてもらった葉巻屋のHPで新たにショットバーをオープンしたと言う記事を見て、是非顔を出さなければと思っていたのだ。但し、前の店舗に比べるとかなり狭いらしく、友人数名では邪魔になると判断したのだ。2人程度なら大丈夫だろう。
情報も少なく場所も大まかにしか判らないので、その近辺をうろうろ‥結局判らなかったので、客引きに聞いたら何と店を知っていた!
青く光る階段を上ると、漸くそのバーに辿り着いたのだった。
昔の様な洒落た名前では無く、マスターの名前がそのまま店名になっていたが、思った以上に良い雰囲気だ。
確かに狭く、前の店はボックス席が4つ程有りスペースもかなり広かった為、ジャズ等のセッションを貸切で行ったりしていたらしいのだが、こちらはボックス席は無く全てカウンターのみ。歩くスペースも座っている客に気を配らなければいけない位である。楽器の演奏等到底無理だ。2人で来たのは正解だった。結局女性客の隣に座る事になった。
久し振りにマスターに再開出来たのも嬉しかったが、残念ながら前の様にフードを楽しめる店では無くなってしまった。(尤も、ショットバーでフードを愉しもうとする私が間違っているのかもしれないが。)
取り合えず友人が「ジン・トニック」をオーダーしたので私は御任せでオーダー。私には多少アルコール度を抑えたジン・トニックが作られた。流石解っている。
さて、私はこのマスターに葉巻を教わったので、当然ながらこの店でも葉巻を吸うつもりなのだが‥先に述べた通り隣には既に女性客が居た状態である。
女性客に「すみません。」と声を掛け、「煙草宜しいでしょうか?」と確認する。了承されたので、ジン・トニックとともに一服。美味しい酒を味わいつつ良い馨りの紫煙に包まれる。気持ち良い時間だ。
ここで、この声を掛けた事が話題になる。隣に気を配っている事にマスターも褒めてくれたのだが、私からすると当たり前の事だと思う。
現在は何処でも喫煙室を分けた分煙が普通である。しかしバーは昔からだが、酒と煙草は切れない関係で流石に分煙等はなされていない。しかもシガリロとは言え、シガレット(紙巻煙草)より匂いの強い葉巻である。隣に一声掛けるのがマナーであろう。褒められて悪い気はしなかったが何だか納得出来なかった。
私達が先に座っており、既に煙草を吸っていたなら一々了解を得なかったし、隣が煙草を吸っていても態々声を掛けなかっただろう。しかしそうでないなら必ず声を掛けて煙草を吸うと伝えるべきだと思う。(実際の所、バーでも他の客と隣になる事がこれまで無かったので、煙草の件で話し掛けたのは今回が初めてだったのだが。)
私は普段、日常的に喫煙している訳では無い為、嫌煙家側の立場を理解しているのかもしれないが、愛煙家は周りに気を使うのが当然だと考えている。
もし、この女性が煙草NGだったなら、我慢するか席を移動すれば良い。声を掛けずに吸い始めて女性が嫌な思いをしたならバーの雰囲気もカクテルも楽しめないし、益々喫煙者に対する評価が悪くなるだろう。
つまり最低限度のマナーと気配りは周りだけでなく自分自身を守る為でも有る。「煙草3」の投稿でも述べているが、煙草(及び酒)は、場合によっては他人に迷惑を掛ける為、マナーを守れる方のみが続けて欲しいと思う。
そうすれば少しでも喫煙に対する理解が深まる筈だ。
そんな事を考えながら夜は更けていった。そして、この煙草の一言の御蔭で隣の女性とも直ぐに打ち解けて親しくなり、普段よりもっと楽しいバーの時間を過ごす事が出来たのだった。
「煙草宜しいですか?」の一言は、マナーだけでは無く、私の様な口下手(?)でも女性(隣)と話す良い切っ掛けにもなる様だ。これからも活用(?)していきたい。