「インターネット2」の投稿で、私はつい紙幣のゾロ目や連番等を探してしまう事を述べた。
結局未だにゾロ目等の発見には至っていない‥(そんなに簡単に見つかるものでは無いので当たり前だが。)
さて私は、紙幣はこうやってちょくちょくチェックをしているのだが、実は硬貨に関しては殆どチェックしていない。
理由は簡単、硬貨にはゾロ目等が存在しないからである。発行枚数が少ない希少な年の硬貨等も存在するのだが、個人的にそういったモノにはあまり興味が無いのだ。希少な発行年は知識が必要であり、知らないとその価値は全く解らないがゾロ目等は見ただけで珍しいと解る。
まあ、折角なので各硬貨の生産枚数が少ない年を紹介しよう。
1円硬貨は平成12~14年
5円硬貨は昭和32、34、35、42年、平成12年
10円硬貨は昭和32、33年
50円硬貨は昭和60~62年、平成12~14年
100円硬貨は平成13、14年
500円硬貨は昭和62、64年
が希少との事だ。
とりあえず、昭和32~35、62年、平成12~14年を見かけたらチェックしても良いかもしれない。
因みに今回はこの投稿に伴い、財布の中の小銭の発行年をチェックしてみたら平成14年の100円硬貨が紛れていた。(画像1)結構あっさり見つかって拍子抜けである。本当に珍しいのだろうか?
尚、知っての通り私は「500円玉貯金」をしていた(「貯金」及び「貯金3」の投稿参照)ので、500円硬貨に希少年が有るか調べてみたのだが、実は500円硬貨の希少な発行年は探すのが非常に簡単。
「貯金3」の投稿でも述べたが500円硬貨は平成12年に新しいモノに変更されている。つまり、昭和62、64年は俗に言う「旧500円硬貨」なのだ。
「新500円硬貨」と比較するとまず素材が違う為色味が異なる。旧硬貨は白銅貨、新硬貨はニッケル黄銅貨なので、銀色っぽく見えるモノが旧硬貨と解る。
コインの側面も違いも解り易い。旧硬貨は「NIPPON」と「500」が交互に刻まれているのだが、新硬貨はコインエッジと呼ばれる斜めのギザギザになっている。
唯でさえ数の少ない旧硬貨に希少年のモノ等混じっている筈もなかった。(まあどうでも良いのだが。)
しかし、そんな私だが最近珍しい硬貨を手に入れた。それが俗に言うエラーコインと呼ばれるモノだ。偶々手に取った50円硬貨の穴の位置が情報に少しずれているのだ。(画像2、3。画像2は表面、画像3は裏面。)
調べてみると全く穴の開いていない5円硬貨や50円硬貨は相当希少らしいが穴がずれる程度はそこそこ存在する様だ。
一応「穴ずれ」と呼ばれるには本来穴の開いている部分の金属が残っている必要が有り、穴の位置がよりずれているモノが価値が有るらしい。
TVの情報に依ると50円硬貨の場合は昭和50年と平成8年には何故かは判らないがエラーが多いらしくそれ以外の年の方が当然希少との事。私が見つけたモノも数の多い平成8年だったのでさして価値が無いという訳だ。
それでも私は、初めて穴がずれた50円硬貨を見たので結構な衝撃だった。このエラー50円硬貨と平成14年100円硬貨は貯金箱に加えておく事にした。(これで一応「貯金」のタイトルの意味は果たした。)
補足として、穴以外のエラーとして表と裏の模様の角度がずれているモノ、紙幣でも裁断時にミスが起こった「福耳」と呼ばれるモノや印刷がずれているモノ等が存在する様だ。(流石に私の持っている全ての500円硬貨の表裏角度ずれを調べる気にはならないが‥)
どれも好事家には堪らないと思うので額面以上の価格で蒐集する方もおられるだろう。運良く見つける事が出来たなら少し得をするかもしれない。何より今回の様に発見出来るだけで嬉しい気分になれるのだ。
皆もちょっとだけ財布の中に気を配ってみても良いかもしれない。