H氏は兵庫県三田市在住なのだが、その三田市に絶品のロールケーキが有るらしい。
「大阪旅行21」の投稿で述べた、H氏が連れていってくれた「Sweet Bear CAFE」のフレンチトーストも噂通りで大変満足だったので、デザート等の甘味に関しては私はH氏に絶対の信頼を寄せている。なので今回のロールケーキも間違い無く美味い筈だ。
届いたのは「Le Patissier Petit Monsieur」の「丹波立杭焼ロール」。(画像1、外箱。)
Le Patissier Petit Monsieurという店舗は、私は初耳だったが兵庫県では有名で、素材に拘った確かな味で人気らしい。
丹波立杭焼ロールは、滋養卵の卵黄と蜂蜜をたっぷりと使った生地で柔らかく煮た栗を巻き込んだロールケーキである。
箱を開けると表面を焼き上げた綺麗な茶色のロールケーキが姿を顕す。(画像2)
立杭焼‥何となく聞いた事の有ると思ったら、調べてみると兵庫県発祥の陶磁器に立杭焼(丹波焼)というモノが在った。
立杭焼は信楽、越前、瀬戸、常滑、備前と並び日本の六古窯のひとつに挙げられる。
調べてなかったら立てた杭に巻いて焼く様なロールケーキと勘違いしただろう。(バウムクーヘンみたいな想像である。)実際には立杭は地名で、その窯を模した焼き方をしたのか、その窯に肖って名付けたロールケーキだった訳だ。朧げな記憶だが、頭の隅に残っていて良かった。
早速頂く。(画像3)生地はしっとりとしていてそれでいてフワフワな食感。生クリームとマロンの相性もばっちりだ。凄く印象に残る味という訳では無いが確かに美味い。何というか飽きない食べ易い味だ。味に深みが有るが、しつこく無く後を引くのか、ぺろりと平らげてしまった。
流石、H氏オススメであった。通販も出来る様なので気が向いたら別の品も頼んでみたい。
H氏、有難う。御礼に私も何か送りたいと思う。