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「LE RITUEL」の投稿で「Christian Louboutin」とコラボレートした「PIPER-HEIDSIECK」の限定品を紹介した。
シャンパーニュ自体、華やか且つ艷やかなイメージを持つドリンクだが、中でもPIPER-HEIDSIECKの限定品は、どれもその扇情的な婀娜やかさに磨きが掛かっていると思う。

今回紹介する限定品は(発売から随分と経ってしまったが)「Jean-Paul GAULTIER」とのコラボレートである。
「LE RITUEL」の投稿で述べた通り、既にPIPER-HEIDSIECKはJean-Paul GAULTIERとコラボレートした限定品を1999年に販売している。女性のボディラインをモチーフとするデザインの多い、極めてジャン=ポール・ゴルチェ氏(以降ゴルチェ氏)らしい作品であった。シャンパーニュのボトルをグラマラスな女性の身体に喩え、ボンデージ風のコルセットを纏ったかの様なデザインは本当に蠱惑的だ。(画像1)

そして新たにゴルチェ氏が手掛けたボトルが昨年発表された。
今回のモチーフは「フレンチカンカン」。
フレンチカンカンは「MOULIN ROUGE」と言ったキャバレーで公演されたロングスカート、ペチコートに網タイツやストッキングと言った衣装を纏った、女性ダンサーのコーラスラインに依るショーダンスである。(こちらでのキャバレーは舞台を意味する。)
そのフレンチカンカンの世界観をゴルチェ氏が巧くボトルデザインに纏めた。

その扇情的な雰囲気を黒い網タイツでボトルを覆う事で表現し、更に、当時の社交場を連想させる3Dプリントの赤いマスケラをボトルネック部に配して、アダルトで妖しくも情熱的な印象をプラスしてある。
ゴルチェ氏らしいセクシーさが溢れている。

通常の「French Cancan」は、\7,350。(画像2、ボトルのみの価格。)
更に数の少ない「Black Cancan Millésime 2000」は 、マスケラの代わりにブラッククリスタルが飾られており、シャンパーニュも2000年のヴィンテージとなっている。そして黒と赤を基調としたケース及びJean-Paul GAULTIERの代表的なデザインである女体(トルソー)型の「SCHOTT ZWIESEL」製グラスが2客付属している。価格は\63,000。(画像3、4。画像3は使用時、画像4は収納時。)

どちらもまだ購入可能の様なので興味が有る方は御急ぎ頂きたい。
貴方もJean-Paul GAULTIERとPIPER-HEIDSIECKが紡ぎ出す艷夜を、大切な人と過ごしてみては如何だろう。情熱的な一夜が待っているかもしれない。