宝飾時計店「Kamine」を巡り、時計を一通り堪能した後は、H氏と食事に行く事にした。程好くビールが廻っており、食も進みそうだ。
私は、神戸はさっぱり判らないので、店もH氏に任せる事にした。
入ったのは「やきとん龍」。神戸では焼鳥屋ならぬ焼豚屋が人気らしい。焼豚と言っても叉焼では無く、串で各部位を焼いたモノがメインなので本当に焼鳥の豚バージョンと言った感じである。
よく利用する(北陸で有名な)焼鳥店「秋吉」(「温泉旅行10」の投稿でも登場)でも豚の部位を使ったモノは多く抵抗は無かった。寧ろ豚串の専門店は初めてなので楽しみだ。
本場東松山流との事で、元は埼玉県の様だ。東松山流では味噌ダレで食べるらしい。
肉だけでなくホルモンも売りで、確かに美味しいし様々な歯応えも楽しめる。(画像1、2。H氏に適当に注文して頂いた豚串。)
串以外に刺身も注文してみた。4種盛りで、ガッシン、レバー、タン、コブクロを頂く。(画像3、左上がガッシン、左下がレバー、右上がタン、右下がコブクロ。)
尚、付けダレも全て異なっており、ガッシンは醤油、レバーは塩ダレ、タンはレモン、コブクロはそのまま食べる。尚、刺身は30分以内に食べないと鮮度が落ちる為、時間を過ぎると下げられるらしい。
ガッシンとコブクロの刺身は初めて食べたがなかなかに美味だった。
肉を食べ大分満足したが、やはり〆にはラーメンと言う事で、更に「ラーメン四天王」に入る。
H氏はデザート系の甘味が好きな事は知っていたが、実は辛いモノも好みの様で、こちらでは「味噌ラージャンメン 激辛」を注文していた。
私は流石に腹を壊しそうなので、無難に「新味醤油ラーメン」を注文。(画像4)H氏はその激辛ラーメンをペロリと平らげておられた。恐るべし。
因みに新味醤油ラーメンは無難な味という印象だった。
腹も一杯になり、この日はここでH氏とは別れる。翌日も私の店巡りに付き合って下さるそうだ。
感謝しつつ大阪に戻る。
ホテルは、「大阪旅行12」の投稿でも使用した事を述べた「CROSS HOTEL OSAKA」を今回も利用する事にした。心斎橋周辺を一人で利用するならやはり便利だ。
前回宿泊した時には気付かなかったが、このホテルのエントランスには故「倉俣史朗」氏の作品が展示されていた。(画像5、6。画像5は全体の写真、画像6は拡大した写真。)
「富山県立近代美術館」の企画展「椅子の森から―20世紀の椅子コレクションより」の展示物で倉俣氏の作品「Miss Blanche」を見た事が有るが非常に印象に残る作品だった。(「富山県立近代美術館」の投稿参照)
そのCROSS HOTEL OSAKA内の作品だが、元々日本のデザイナーズホテルの先駆けと言われる「HOTEL IL PALAZZO」の閉店したバーに設置されていたモノを常設したらしい。Miss Blancheを彷彿とさせる美しいアクリル柱に目を奪われる。
ホテルの雰囲気にも巧く溶け込んでいた為前回は見過ごしたのかもしれない。
部屋は、相変わらず洗練されておりシックな印象。やはり何処となく古さを感じるが小綺麗にされており、価格を考えても十分に満足のいくゲストルームだった。(画像7は入口のドア周辺、画像8、9がベッド周辺、画像10がパウダールーム、画像11がバスルーム。)
明日も一日、大阪を回る事になるので風呂でさっぱりした後は、直ぐに深い眠りに落ちていった。
次回、大阪旅行最終回。