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大阪旅行についての投稿の途中だが、今回は別の件について。

「東京旅行17」の投稿で「S.T. Dupont」のMOP(マザーオブパール)が埋め込まれているタイバーを購入した事を述べた。

調度「東京旅行13」の投稿で購入した事を述べた「MONTBLANC」のカーボンファイバーを使用したタイバーと白黒で使い分ける事が出来ると考えての購入である。
またMONTBLANCはカーボンファイバーというスポーティな印象、S.T. DupontはMOPと言うクラシカルな印象で使い分ける事も出来ると思っている。

そんなS.T. Dupontのタイバーだが、数ヶ月前の話になる。
先日使用しようとすると、3枚埋め込まれている筈のMOPの1枚が無い!中央のMOPが取れて無くなっていたのだ‥(画像1)
はっきり言って、使う直前まで気付かなかったのだから、前回は、何時何処でこのタイバーを使用したかも覚えていない。当然MOPが取れた場所も不明である。
正直、鍵ならば、どうにか記憶を辿る事も出来るし発見出来る(目立つ)大きさだが、MOPのプレート1枚ともなると出てくる訳が無い。

さて困った。私はタイ(ネクタイ)を締める際も、タイピンやタイバーを使う事は少ない。必要だと感じない場合は使わない事が殆どである。
タイバーも何本か持っているが、慶事(というTPO)にも相応しい雰囲気だと思っているのがこのS.T. Dupontのタイバーであり、そういう意味でも使用頻度は低いが使う用途を想像して購入した品でも有る。

そして殆ど使っていないからこそ、これで処分するのも癪だ。修理が出来ないか「S.T. Dupont Japon K.K.」に問い合わせてみた。
通常なら、MOPが取れてもその取れたMOPが有れば修理が可能である。接着するだけなので無償修理だろうか。だが今回は取れたMOPが紛失している。果たして修理が出来るのか?

取り敢えずの返答は、
・費用がどれ位掛かるか判らない。
・状態を確認するのでまずは送って欲しいが、多分フランス本国へ送る事になる。
・それ故修理に掛かる日数も不明、そもそも修理が出来るのかも判らない。
との事だった。

基本的にMOPは同じ貝から取れたモノを使用するらしい。そうしないと、MOPの輝きが均一で無くなる。イリデッセンスが変わってしまうからだ。「某宝飾時計店33」の投稿でオパールについて述べたが、オパールも同様で、例えばイヤリングは2組必要だが「スプリット」と言う調度2つに割れた状態の石(又は敢えて割った石)を使う事が多いらしい。その方が形状も遊色効果も対になるのでイヤリングとしての見栄えが良いとの事。
成程、MOPも3枚の内の1枚が変わると違和感が生まれるかもしれない。他2枚と近いイリデッセンスのMOPを見つけなければならないし、場合によっては3枚とも交換する必要も有るかもしれない。
考えてみればみる程思った以上に修理は大変そうだ。MOP1枚の価格では済まない可能性が有り修理費がどうなるか判らないのも頷ける。

まあ取り敢えず見積もりだけでもしてみようとS.T. Dupont Japon K.K.にタイバーを送った。(画像2、購入時のケースに入れて発送。勿論ギャランティカードも同封。尚、修理の可否に拘わらず、本国へ送る発送料と見積もり費用は掛かるかもしれないとの事。)
そして、その結果だが‥次回へ続く。