こちらには全国でも名の知れる有名な宝飾時計店「Kamine」が有る。私も一度は訪れてみたかった店舗のひとつだが、大阪より西側に行く事が殆ど無かった為、これまで訪問した事が無かった。非常に楽しみだ。
前回の投稿で述べた「パテック フィリップ 特別展 2012」(以降「特別展」)には、全国の「PATEK PHILIPPE」の取り扱い店から代表者が集まっていたのだろう。調度Kamineの社長である「上根享」氏も来場されていた。H氏はKamineの常連らしく、この後店舗を回る旨を伝えていた。
Kamineは、兵庫県神戸市中央区の三宮を中心に4店舗も有り、その4店舗とも歩いて行ける程度の近い所に存在する。折角なのでその4店舗全てを見て回る事にした。
回る順番は元町店、クロノメトリー店、トアロード店、そしてこの3店舗より少し離れた旧居留地店となった。
それぞれ取り扱うブランドが違い、それに伴う店舗毎のコンセプトの違いが面白い。、
最初に訪れた元町店では、調度この日から「RICHARD MILLE」のフェアを開催しているらしく珍しいモデルを沢山見る事が出来た。尚、店舗のコンセプトはトレンド。
RICHARD MILLEを筆頭に「FRANCK MULLER」、「MONTBLANC」、「PANERAI」と言った流行のブランドが揃っており、更に「VACHERON CONSTANTIN」や「AUDEMARS PIGUET」、「IWC」と言った王道も有るなかなか見処の多い店舗である。
今回のRICHARD MILLEフェアに展示していた希少な時計の中でも、特に目を惹いたモノが「時計44」の投稿で述べた非常に軽量な「RM035」(画像1)と懐中時計「RM020」(画像2)の18KPGモデルである。
とちらも実際に触らせて頂いたがRICHARD MILLEらしさを存分に感じられる名品だと感じた。金さえ有れば本当に欲しいと思った‥(まあ夢の又夢だが。)
またMONTBLANCは時計以外にも主の筆記具が展示されており、なかなか見応えが有った。
続いて入ったクロノメトリー店はエントランスがコンセプト。「BREITLING」や「OMEGA」、「TAG Heuer」、「Bell&Ross」、「BALL」、「EDOX」と言った比較的購入し易いブランドが揃う。店舗名の通りBREITLINGが中心でクロノグラフに強そうブランドが揃う印象だ。(元はクロノメーターの意味だと思うが。)スポーティでカジュアルな時計が多い。これらは富山でも見る事が出来るモノが殆どなので、今回はさっと見て移動。
次がKamineの本店であるトアロード店。コンセプトはオーセンティック。PATEK PHILIPPE、「Jaeger-LeCoultre」、「ZENITH」、「ROLEX」と言った王道時計ブランドから「HARRY WINSTON」、「PIAGET」、「Chopard」、「Cartier」、「CHANEL」と言った女性憧れのブランド、「H.Moser & Cie.」や「F.P.JOURNE」と言った振興ブランドまで揃うが、この品揃えはまさにオーセンティック。正統派、著名なブランドが揃う。
先程(前回の投稿参照)特別展で拝見した「5270G」(画像3)がこちらにも展示されていたのは驚いた。同じく特別展で見た懐中時計「973J」(画像4)も展示されておりKamineの凄さを感じた。
このトアロード店では「PHILIPPE DUFOUR」(画像5)や「R. Gauthier」(画像6)を初めて見る事が出来た。KamineにはPHILIPPE DUFOURの「Simplicity」(「時計26」の投稿参照)のユニークピース「Kamine100th」が展示されている。Kamineの100周年記念にフィリップ・デュフォー氏に特別にオーダーした非売品らしい。
本当に良いモノを見る事が出来た。
十分満足しいよいよ最後の1店舗、旧居留地店へと移動する。次回へ続く。