今月は10月。オパールが誕生石である。
今回も「某宝飾時計店25」の投稿で載せた画像2と画像3の推定価格1億円のオパールが展示されていた。今回はこの2つに加え、もう一つ有った。(画像1)
また、昔同様のイベントで「アンモライト」と言う、オパールの様な遊色効果を持つアンモナイトの化石を拝見した事が有ったが今回は、オパール化した恐竜の化石が展示されていた。(画像2)これ程、殆どが揃った状態のまま発掘され、更にオパール化という現象まで起こっているのだから相当希少なモノだろう。博物館クラスの代物なのではないだろうか。
よく判らないが、プレシオサウルス系の首長竜の化石の様だ。鰭の部分だろうか。
他にも魚竜の骨の化石がオパール化したモノ(画像3)も展示されており、太古の浪漫を感じる事が出来た。
化石以外にもまだまだ様々なオパールが展示されている。
パイナップルオパールと呼ばれる、特殊なブラックオパールの原石も博物館に展示されている希少な逸品だ。(画像4)
また、割れ易いオパールを繊細な技でカーヴィング(彫刻)したジュエリーやオブジェも有った。作者は「アレックス・チャン」氏という方らしい。元々は玉や翡翠のカーヴィングを行なっていた人物との事。その技術がオパールカーヴィングにも活かされているのだろう。(画像5、6。画像5は兵士を彫刻したジュエリー、画像6はレーガン大統領や豚等のオブジェ。)
目を美しいモノで満たした後は、鼻と口を。
「FORTNUM & MASON」の紅茶を淹れて頂く。英国を代表するグローサリーブランドFORTNUM & MASONは300年以上の歴史を誇る老舗で、中でも紅茶が有名だ。ロイヤルワラントを授与しているイギリス王室御用達のひとつである。
銘は「HM Queen Elizabeth Diamond Jubilee」(画像7)。調度今年、英国女王であるエリザベス女王鏡い即位60周年「Diamond Jubilee」を迎え様々なイベントが催された。今回頂いた紅茶もそのDiamond Jubileeに因んだ限定品である。(既に完売。)
色も美しいし何ともフルーティで馨り高い。(画像8)味は‥まあ私には美味いのかよく解らなかった。多分「某宝飾時計店24」の投稿で述べた紅茶のスペシャリストである「荒木雅美」女史にでも淹れて頂ければ、違いが分かったのかもしれないが‥
帰宅して、某宝飾時計店でこの日購入した「chez cima」の「ケークオランジュ」を頂く。(画像9)
甘みと酸味が絶妙で食べ易い。欲を言えば、HM Queen Elizabeth Diamond Jubileeを飲みつつ食べたかった。
美味しいケークオランジュと共に地球の歴史や英国の歴史に思いを馳せた一日だった。