何もしていなくても汗が吹き出てきて、眩暈の様な感覚に襲われる。
とは言え、ぼーっとしている訳にもいかないので、真面目に仕事をこなす。炎天下の中4時間程勤務し、漸く解放された。
さて、この日の時計はSS(ステンレス・スチール)のブレスレットである「PATEK PHILIPPE」の「Nautilus 5712/1A」を選んだ。流石にレザーストラップでは直ぐに汗で傷んでしまうだろう。ブレスレットタイプはやはり夏には便利である。
本当ならばこの様な非常に強い直射日光は、私達の身体(主に皮膚だが)は勿論、時計にも良くない。日光は、文字盤の焼け等の原因にもなるし、高温になれば当然ながらムーブメントのダメージにも繋がる。
それにいくらSSケースにSSブレスレットとは言え、汗は塩分等の時計に良くない成分を多く含んでいる。錆等の原因にもなるのだ。
とは言え、(このブログでは)何度も言うがNautilus 5712/1Aはスポーツウォッチのカテゴリーである。特に夏には相応しいと言える。
腕(時計)を強打する様な時計が壊れる仕事でも無い限りは、もっと活躍するべきだと思うのだ。(一応通常の仕事の場合は、「時計22」の投稿で述べた通り、基本的に「SEIKO」の「SUS 6M26」を使用している。Nautilus 5712/1Aは故障の危険が少ない場合のみに使用と言える。尤も、「時計39」の投稿の様に、予期せぬ酷使を強いられた事も有るのだが。)
Nautilus 5712/1Aはこの暑い一日を耐えてくれた。日差等にどれだけ影響が出たかは正直判らないが、目に見える故障は無い。(文字盤の焼けも見比べない事には判る筈も無い。)
帰ってからは、竜頭の締まりを確認し、汗や汚れを落とす為の水洗いも行なった。
しかし、耐え切れなかったのは私の身体の方であった。
次は私自身の汗を流す為にシャワーを浴びたのだが、皮膚がヒリヒリと痛む。何とたった4時間で随分と日焼けしてしまった様だ。
と言う訳で今回は腕時計の跡が残った日焼けについて。しかも世界的にも殆ど投稿が無いであろうPATEK PHILIPPE Nautilus 5712/1Aの日焼け跡だ。
元々PATEK PHILIPPE自体、肉体労働者が使用する時計では無いだろうから、仕事で日焼けをする人物には縁が無い筈だ。(私の様な時計好きは別として‥)バカンスやレジャーで日焼けをする事は有るだろうが、そう言った方々は、いつもの事で敢えてブログのネタにしようとは思うまい。
そんな中、馬鹿らしくも Nautilus 5712/1Aの日焼け跡を披露する事にした!(本当に馬鹿らしい内容だ。)
画像1が手掌側、画像2が手背側である。
多分、世界で初めてPATEK PHILIPPEの日焼け跡を披露したブログではないだろうかと期待していたのだが、検索してみると既にそんな写真を載せているブログが存在した‥驚きだ。(しかも日本国内で)
これまで述べた通り、1日(4時間)で出来た日焼け跡である。作業時に手袋をしていた為、時計の位置は茎状突起より腕側であった。
そして、この日焼け跡を見てもNautilus 5712/1Aとは判別出来ないという事が分かった‥
ケースが特徴的な造形なので、その形の日焼けになるかと思ったのだが、当たり前だが、作業しているとその形状通りの日焼けにはならない。
‥という、世界初どころか日本初でも無いどうでも良い内容の投稿であった。
4時間程度だったのでくっきりと跡になっている訳でも無く、唯毛深い日焼け跡が付いた汚らしい腕を投稿したに過ぎないと、今更ながらに思ってしまった‥色んな意味で、自分にがっかりだ。
漸く、皮膚の疼痛も収まって来た。醜い日焼け跡も早く消えて欲しいものだ。
女性陣は日焼け止めを忘れずに!