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「服飾小物5」の投稿で、私が使用している「Cartier」のアイテムを紹介した。(たいしたモノは持っていないが。)

その中で、「Santos100」というCartierの腕時計(画像1)のデザインをそのままバックルにしたベルトを使用している事を述べた。
時計好き、Cartier好きには一目で判るアイコンとも言える。当然私自身がこのベルトを愛用しているのもやはり時計が好きだという事だ。(勿論Cartierも好きだ。)
正直ベルトの革の質には全くと言って良い程拘っていない。(本来は大事なのだろう。)バックル重視である。

さて、そんな私が新たにベルトを買った。Cartierでは無いが、例の如く時計のデザインから選んでしまった。

皆は何か予想出来ただろうか。そう、Cartierと来れば「BVLGARI」である。
今は亡き「Gérald Genta」の創始者である天才ウォッチデザイナー「ジェラルド・ジェンタ」氏は、Cartierの「PASHA」やBVLGARIの「BVLGARI BVLGARI」等をデザインした巨匠。私の持つ「PATEK PHILIPPE」の「Nautilus」もジェンタ氏のデザインである。(「時計35」の投稿参照)

BVLGARIの傘下であり、BVLGARIの時計技術の飛躍的な向上の元になったとも言えるGérald Gentaは、現在BVLGARIに完全に統合されブランドは消滅、BVLGARIの複雑時計部門としてその名を遺すのみとなったが、そのDNAは健在。同じ立場である「DANIEL ROTH」と共にBVLGARIの時計の最高峰として君臨している。
そういう意味でもBVLGARIとGérald Gentaは非常に深い関係が有ると言える。

そんなBVLGARI BVLGARIを発展させ、曲線と直線を建築的に融合させた様な時計が「ASSIOMA」である。(画像1)非常に複雑なケース形状となっている。非常に個性的な時計で、これも一目でBVLGARIだと解る。

私の手が届く範囲では時計(ムーブメント)としての面白さは正直感じなかったASSOIMAだが、ケース形状は面白くいくつものパーツを組み合わせた作りは拘りを感じる事が出来た。(但し、細部の仕上げは粗い印象だった。)

皆ももう御分かりになったであろう。今回私が購入したベルトはASSIOMAデザインのバックルなのだ。(画像2~4。画像2は外箱、画像3はベルト及び付属品、画像4はバックル部の拡大。)ヘアラインとポリッシュの使い分けもSantos100と良く似ている。(画像5、Santos100との比較。)
レザーはブラックでかなり艶が有り、艶を抑えたリバーシブルのSantos100とはかなり印象が違う。御蔭で使い分けが楽しめそうだ。