「西洋善所 SAVEURS」のコース料理を堪能しゲストルームに戻ってきた。(料理については「温泉旅行13」の投稿参照、ゲストルームについては「温泉旅行11」の投稿参照)
ゲストルームででまったりと一服し、腹も多少こなれた状態になったので、再び温泉へ向かう。
前回はセラピールーム「りふれ」を利用したが今回は大浴場を利用してみる事にした。(セラピールーム「りふれ」については「温泉旅行12」の投稿参照)
大浴場は「雅の湯」と「彩の湯」が在り、時間帯によって男湯女湯が入れ替わる仕組みだ。
私が行った時間は彩の湯が男湯であった。
脱衣室はかなりのスペースで、規模の小さい銭湯より余程広い。(画像1、脱衣室内洗面所。)
浴場も大きな浴槽の内湯(画像2)と屋外に露天風呂(画像3、4)が有り、十分に春日温泉の湯を楽しむ事が出来る。
しかし、セラピールーム「りふれ」の様なサウナ、ジャグジー、炭酸泉等は無いので、正に「大浴場」だ。
個人的にはセラピールーム「りふれ」の方が寝湯等が有る為、寛ぎ易いので好きな雰囲気だ。
尚、流し場にはパーテーションが設けて有ったりとホテルらしい配慮が見受けられた。(画像5)
十分に御湯を満喫した後は、大浴場の前に設置されているリラクシングスペースに立ち寄ってみた。(画像6)仄かな明かりのみの薄暗い空間には4種類のマッサージチェア(画像7)が設置されており、夢見心地な時間を過ごす事が出来る。
チェックアウトが近づいてきた為、サブロビーに向かう。サブロビーにはパティスリーが有りケーキ等を購入出来るらしいのだが‥この日は既に完売であった。残念だ。
代わりに、サブロビーの向かい側に在る土産物等を取り扱うショップに入る。
富山を代表する土産や雅樂倶のオリジナルアイテムと共に、料理にも使われていた「BERNARDAUD」の器、「TOYAMA DESIGN SELECT 2008」の投稿で述べた「株式会社能作」の品等も販売されていた。
このショップにて土産を購入。私は、「鈴木亭」の「杢目羊羹」、嫁は「薄氷本舗 五郎丸屋」の「季節の薄氷 雪うさぎ」を選んだ。
杢目羊羹(画像8~10。画像8は外箱、画像9は内箱、画像10は杢目羊羹と挽茶羊羹。)は、小豆と白隠元で表現された杢目が特徴の羊羹だ。私は全国に普通に杢目の羊羹が有ると思っていたのだが、実は富山(鈴木亭)のオリジナル羊羹だった。
薄氷は、富山特産である新大正米の真煎餅に、阿波の和三盆を塗布したもので、雪うさぎ(画像11、12。画像11は外箱、画像12は中身。逆さに撮ってしまった。)はその薄氷で兎を表現したものだ。雪うさぎは冬期間のみ販売されるらしい。
チェックアウトし、自宅でこれらの富山名物の和菓子を楽しむ。甘味でこの余韻を楽しんで温泉旅行を終了したのだった。