「Coca-Cola」、「pepsi(旧PEPSI-COLA)」、「ROYAL CROWN COLA」「WILKINSON DRY COLA」‥
他にも「SANGARIA」「チェリオ」等のコーラや「American Cola」「California Cola」「US Cola」等の安価な輸入モノ、又コンビニエンスストアやスーパーマーケット等のプライベートブランド商品といった様々な種類が有る。甘く感じるモノやダイエットコーラ、炭酸が強かったり弱かったり結構な違いが有るだろう。
さて、コーラと言えば黒褐色の炭酸飲料という事は誰でも知っていると思うが、何を以てコーラなのだろうか?
元々は炭酸は入っていない薬の一種で、麻薬コカインの原材料である「コカ」の葉と「コーラ」の実を使用した事からCoca-Colaの名前が誕生したとか‥
現在コカは違法なので使われていないが、本来はコーラの実を使用しないとコーラとは言えない。(しかし現状ではコーラの実を用いず成分のみを再現しているモノも多いとの事だ。)
因みにレシピは門外不出らしい。
PEPSI-COLAも同様で、元々はペプシンという消化不良に効く酵素を加えた胃腸薬が発祥との事だ。
そんな数有るコーラの中、最近初めて飲んだコーラがイギリス「FENTIMANS」より発売されている「CURIOSITY COLA」である。
輸入品だがコーラとしてはかなり高価な部類で、天然成分のみを用いジンジャー等を加えた昔ながらのレシピで作られているらしい。
一見黒ビールの様なボトルデザインで(実際FENTIMANSでは同ボトルでビールやカクテル等も販売している。)コーラが入っている様には見えないかもしれないが、このボトルからも老舗らしさを感じる事が出来る。
炭酸は弱い部類で、何処となくハーブの様な薬っぽい馨りが混じっている。コーラ(炭酸飲料)なのに成分が沈殿している場合が有るので(炭酸に気を付けながら)軽く振る様指示が有ったのが驚いた。
原材料には砂糖、発酵ショウガ根抽出液、カトゥアバエキス、ガラナエキス、炭酸、カラメル色素、リン酸、香料(コーラ)、カフェインとなっている。
ボトルに記載されている通りノスタルジックで懐かしい味わい‥の様な気がする。
出来ればグラスに注いで飲むよりこのボトルのまま飲みたいと思った。
私を含め、味見をした嫁や友人の感想は我が家で愛用しているグミキャンディ「HARIBO」の「Happy-Cola」そっくりという事だ。(Happy-Colaについては「おやつ3」及び「おやつ10」の投稿参照)
好き嫌いが分かれると思うが私はかなり好きな味であった。(私はジンジャー風味も好きなのだ。)もっと手に入り易いなら愛飲するかもしれないと思った。
それに成分が確かに薬的(栄養ドリンクに近い雰囲気だ。)であり、普通のコーラを飲むよりは健康面にも良さそうだ。(尤も太るか太らないかであれば、ダイエットコーラの方が太らないだろう。)
もし、清涼飲料水としてコーラが現在の様に普及していなければ、このCURIOSITY COLAの様な味こそが薬として受け継がれてきた本来のコーラの姿だったのかもしれない。
そんな伝統と懐かしさを感じる事の出来るCURIOSITY COLAであった。
それにしても、グミキャンディも含め、改めて私はコーラ(味)が好きなのだと実感した‥