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さて、女性向けのチョコレートという事だが、当然ながら日本のバレンタインは主に「女性が男性にチョコレートを贈る」という事が前提となっており、私の様に男性からというのは、増えてきてはいるもののやはりまだまだ少ない。
その為、バレンタイン用に作られたチョコレートには、女性が喜ぶ品がそれ程多く無いのが現状だ。(勿論、バレンタイン専用の品が少ないだけであり、一般的に女性向けのチョコレートは結構有るとは思う。)

しかし、それでも最近は私の様な通称「逆チョコ」と言われる男性から贈るチョコレート、更には最早バレンタインには関係無いと思われる友人に贈る「友チョコ」為るモノ、唯食べたいチョコレートを自分で買って自分で食べる「自分チョコ」等訳が解らないモノも増えてきているとか。

元々「Women Saint-Valentin Series」の投稿でも述べた通り、バレンタインデーはチョコレートを贈る日でも無ければ、女性が男性に告白するという日でも無い。
「花や菓子、カード等を(男女問わず)恋人に贈る日」が本来正しい。
日本のバレンタインデーの姿は(ホワイトデーを含め)全て日本の菓子会社のマーケティングの成果と言えよう。
この逆チョコ、友チョコ、自分チョコ等も巧く踊らされているだけの様な気がしないでもない。(結果的にチョコレート等の売り上げに貢献しているという事だ。)

その為か、バレンタイン時期の数少ない女性向けチョコレートの中にでも、かなりクオリティの高い品が作られる様になった様で、私も何とか贈るチョコレートを見つける事が出来た。

私が今回プレゼントに選んだのは「Sébastien BOUILLET FACINATION」の「Rouges à lèvres」。フランスのパティスリーが手掛けた作品だ。(画像1、外箱。)
このRouges à lèvresはその名の通り、口紅に模したデザインとなっており、実際の口紅の様に回す事でチョコレートが動く仕組みだ。(画像2~4。画像2が蓋を開けた状態、画像3がスティックを回してチョコレートを出した状態。)ケースも本当に口紅にしか見えないし、チョコレートが出てきても皆口紅としか思わないだろう。(安っぽい作りだったなら唯の駄菓子の様になったかもしれないが‥)
黒にシルバー、そしてピンクの文字という組み合わせもなかなかにセクシーである。画像4の様に、チョコレートの味の違いで数種類存在し、今回は3本セットで左から「beauté(パプアジー)」、「amour(フランボワーズ)」、「rêve(ローズ)」となっている。
贈った女性には是非艶っぽくルージュを引く様に、食べて貰いたいと思う。