「リバーリトリート雅樂倶」(以降「雅樂倶」)を訪れ、ゲストルームで一服した後向かったのはセラピールーム「りふれ」。
既に嫁がここでアロマトリートメントを受けている筈だ。
雅樂倶は大浴場とこのセラピールーム「りふれ」にはアロママッサージ用のトリートメントルーム以外に男湯の「天花」と女湯の「花弁雪」という「Spring Day Spa」と称するSPA施設が併設されている。
館内利用者はアロママッサージを施術しなくともSPAなら利用出来る。
という訳で私も、SPAを利用してみる事にしたのだ。
内部の設備にはやはり気を配っており、洗面所には「dyson」の「Air Multiplier」等も設置されていた。(画像1、まあ、我が家にも有るが‥)
脱衣所で服を脱ぎ、天花へ入る。入口から直ぐにドライサウナが有る。(女性用の花弁雪にはミストサウナとドライサウナが有るらしい。)
これはそれ程高温でなく、呼吸もし易いのでなかなか快適なサウナだった。(画像2)
サウナのとなりにはシャワールーム。全身用のシャワーも完備されていた。
屋内の湯船は2つあり、大きい方はジャグジー、小さい方は一人用の寝湯になっており、人工の炭酸泉となっていた。また風呂桶もコートハンガー風の桶掛け(コートハンガーそのモノだろうか?)に掛けて有る。(画像3)
私はこの炭酸泉の寝湯が結構気に入り、暫く横になってまったりと時間を過ごした。
更に外には露天風呂(画像4)も有り、雪化粧した神通川と山々が眼前に広がる。(画像5)こちらも快適な露天風呂だった。この天花自体、利用者が少ないのか貸切の状態で贅沢に入浴を楽しむ事が出来た。
さて、嫁のアロマトリートメントについて少々述べようと思う。
アロマトリートメントと述べたが、この雅樂倶にはいくつかのトリートメントコースが存在し、そのひとつがエッセンシャルオイルを用いた馨しいアロマを感じつつマッサージを受ける「アロマトリートメント」である。それ以外に「リフレクソロジー」、「アーユル・ヴェーダ」、「雅漢樂」というコースが在る。
リフレクソロジーは、主に足裏のマッサージのコース。
アーユル・ヴェーダは、「आयुर्वेद」と記するインドの伝統的な医学から転用したセラピーである。雅樂倶では、シロダーラという頭部へ施すセラピーを行っている。人肌に温めたセサミオイルを額の中心のチャクラであるアージュナー(ājñā)にゆっくりと掛け流して瞑想状態を促し、中枢神経のリラックスと共にヘッドマッサージを行う施術である。アージュナーはビンディを取り付ける部分であり、第3の眼とも言われ、人体において重要な中枢と考えられている。アージュナーを刺激する事で脳へのマッサージ効果が有るらしい。
そして雅漢樂。実は今回嫁が選んだトリートメントコースがこの雅漢樂で有る。(初めから雅漢樂と記載しても解らないと思ったのでアロマトリートメントと記載した。)
雅漢樂は漢字の通り雅樂倶のオリジナルトリートメントコースである。漢方オイルを用いた全身のマッサージを受け、その後、約45℃のスチームバスにてその漢方オイルの効能を体内に浸透させる。大量の汗と共にデトックスの効果も期待出来るコースである。滞ったリンパの流れを潤滑にし凝りや張りを緩和、また腸の働きを整えるらしい。
スチームバスは20分入るらしいが、嫁はその間爆睡していたらしい。大抵は途中で辛くなるらしいが、相当疲れていたのかもしれない。その分良いトリートメントになったのだと思う。
十分に汗を流しリラックスした後は待望の食事である。
次回へ続く。