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「本12 その1~その4」の投稿で、「Gakken」の「大人の科学マガジン」Vol.30「テオ・ヤンセンのミニビースト(以降ミニビースト)」を組み立てた事を述べた。

最も理想的な脚の運びを実現する、Holy numbersに因って構成された比率の骨格を持つリンク機構で作られた生命体「STRANDBEEST」。そのミニチュア版であるミニビースト「Animaris Ordis Parvus:アニマリス・オルディス・パルビス」は、今尚、風を受けて滑らかに歩行する。

「本12 その4」でミニビーストの完成に併せて、大人の科学マガジン別冊「テオ・ヤンセンのミニ・リノセロス」が発売されているという事も述べた。(画像1)
テオ・ヤンセン氏が創造した「Animaris Rhinoceros Transport:アニマリス・リノセロス・トランスポルト」というSTRANDBEESTのミニチュア版「Animaris Rhinoceros Parvus:アニマリス・リノセロス・パルビス」のが付録である。意味はリノセロス種小型生命体である。(以降ミニ・リノセロス)

Animaris Rhinoceros Transportは、ヤンセン氏が創造した金属製のパレットによって身体を構成されたSTRANDBEESTである。最大級のサイズと頑丈さから、中に人間が座る事も出来るらしい。(画像2)

実物のAnimaris Rhinoceros Transportは上部に有る衝立の様な羽が背面から風を受ける事で、動く仕組みであったが、ミニ・リノセロスは、羽の代わりにシロッコファンを備える点が違う。
従来では背面からの風のみでしか駆動しなかったが、シロッコファンならば、どの方向からの風であってもファンが回転し駆動する。(どの方向からと言っても、左右からの風は無理だが。)

それでは組立てに入ろうと思う。内容については前回のミニビーストと殆ど変わらないので割愛しつつ進めさせて頂く。
今回はSTRANDBEESTの命とも言える脚を全て組み立てる。
画像3がパーツ全て。やはり三角型で構成されたパーツが多い。
画像4が、脚1つを構成するパーツ。当然バリを取る作業も有る。
画像5の様に、下三角に脚チューブ(地面と接触する部分)、2種のコンロッドを配置し、上三角と連結させる。
カバーを被せて、1つの脚が完成。(画像6)
この脚を12個作る。コンロッドの取り付け向きに留意する。(画像7)可動範囲もミニビーストと同様である。

今回はここまで。次回は一気に完成まで。