その点フレーバーなら違いは一目(一吸?)瞭然である。本当に沢山の種類が有るので色々試したくなってくる。
まあ、将来的には、タバコ葉の馨りの違いを楽しめる様になりたいと思うが‥
現状では、「PHILLIES」の「CIGARILLOS Cognac」、「DANNEMANN」の「SWEETS FILTER」がフレーバー、「COHIBA」の「Club」がオリジナル(加味無し)である。
中でも「PHILLIES」のシガリロは、フレーバーの代名詞的な存在で、私が吸っているCognac(コニャック)以外にも、コーヒー、チョコレート、ストロベリー、ハニー、ココナッツ、サワーアップル、ピーチ、ウォーターメロン、グレープ、バナナ、マンゴー等、本当に沢山のの種類のフレーバーが存在する。(いくつかは販売終了となっているらしい。)
さて、今回私が新た手を出してみたのが、「NEOS」の「Selection Chocolate」と「TOSCANO」の「TOSCANELLO Aroma Caffé」である。
PHILLIESの個性的なフルーティフレーバーに比べると至って普通だが、チョコレートとコーヒーのフレーバーである。
NEOSはベルギーのブランドらしく、ベルギーならチョコレートという事?でこれを選択。全く捻りが無い。
TOSCANOはイタリアのブランドで、愛読している雑誌「LEON」に登場して知って購入。「TOSCANELLO Aroma Anice(アニス)」も良い馨りだったが今回はコーヒーを選択。
オマケで、「CAFÉ CRÈME」の「ARÔME」というオランダ産のシガリロの試供品を頂いた。(画像1、左からTOSCANO、NEOS、CAFÉ CRÈME。)
この3品を燻らす。
NEOSのSelection Chocolateは、葉巻本体及び煙は確かにチョコレートの馨りだ。しかし吸っても味はそれ程チョコレートっぽくは無い。細い割には比較的軽く吸える印象だ。価格もリーズナブルで懐にも優しい。(画像2下、「煙草5」の投稿で述べた「CLAUSTRUM」の携帯灰皿に置いた状態。)
TOSCANOのTOSCANELLO Aroma Cafféは、トルピード型?のシガーを半分に切った様な形だ。着火部分が太く、吸口は細くなっている。通常のシガリロより吸入する量が多いからか、マイルドで非常に吸い易かった。コーヒーの馨り、味とも非常にふんわりと楽しめる。コーヒーとの相性も非常に良さそうだ。(私は試していないが。)
但し、ケースが簡素な紙箱で、1本毎に包装して有る訳でも無いので持ち運びには一番不便。価格は私が購入したシガリロで一番高価だが吸い易さが気に入った。TOSCANELLO Aroma Aniceも試してみたいと思った。(画像2上、「煙草5」の投稿で述べた「PHILIPPI」の携帯灰皿に置いた状態。)
CAFÉ CRÈMEのARÔMEは、試供品という事も有ったが、個人的にはいまいち印象が薄い。甘いが格別に良い馨りという訳では無いし、コーヒーやチョコレート、コニャック等の個性が引き立つ馨りでも無い。決して不味いという事では無いが無難な感じというか‥他2つが個性的過ぎたか?少々物足りない感じだった。多分購入は無い‥だろう。
ゆっくりと灰皿に最後の灰が落ちるのを見つつ、久しぶりの喫煙の刻は過ぎていった。