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美しく成る為、若く在る為の「美容品」。そう言ったモノを除くと、大抵はグルーミングというと大げさかもしれないが、日常的な身体の手入れを行う為の「美容品」が身の回りの大半を占めるのではないだろうか。表現的には理容品の方が正しいか?

即ち櫛や耳掻き、歯磨きに爪切り、髭剃りと言ったモノである。
脱毛だの総入歯だのと言った根本的な肉体の変化?改造?を行わない限りは、基本的に生きている限り逃れる事の出来ない事がこれらでは無いだろうか。

これまで「毛(髭)」については、抜いたり、エステティックサロンに行ってみたり、「家庭用脱毛器 emo」にて脱毛を行なったりと、少しでも楽出来る様に様々な方法を試してきている事を述べたが、「美容と健康2」、「美容と健康7 その1~その6」、「no! no! for MEN & 家庭用脱毛器 emo(美容と健康12)」、「美容と健康14 その1~その4」の投稿参照)今回は爪切りについて述べようと思う。

さて、このブログで紹介した爪切りと言えば「美容と健康2」の投稿で「rubis」のピンセット(トゥイーザー)に付いて述べた際に「MANICURE-SET」に含まれる爪切りだが、「爪切りは切れ味もあまり良くなく、切った爪が飛んで行くのでいまいちだった。」という結論だった。

しかし、その後諦めずに使ってみると、角度や力の入れ方で十分に切れるという事が分かった。勿論爪が飛ぶ事は仕方が無いが、それでも使えないという程ではなかった。
しかし、正直リーズナブルで昔から愛用していた「KAI(貝印)」の爪切りの方がストレスが無い。そういう意味では、(デザインは兎も角)やはり日本製は優秀である。コストパフォーマンスが圧倒的に優れているし痒い処に手が届いている。

日本製では、KAI、そして「SUWADA(諏訪田製作所)」の爪切りが非常に有名である。SUWADAの爪切りはニッパー型で優れた切れ味が特徴。(因みに私は、ニッパー型を使用した事は無い。)一度使用すると病み付きに成ると言われている。しかし、その分価格は高めで、1万円を超える品も多い。

ずとSUWADAの爪切りには興味が有ったので購入候補に上がっていたのだが、偶々、外出先で手軽に使えるモノを探していた為、購入までには至らなかった。携帯性に優れ切れ味も良い。これが希望である。
もし、rubisのMANICURE-SETの爪切りが故障したなら、SUWADAを購入してみようと思う。

そして購入したのが「kershaw」というアメリカのナイフブランドの「Nail Clipper(爪切り)」である。
外箱(画像1)をよく見ると「by KAI」の文字が。kershaw by KAI。
kershawは、ピーター・カーショーに寄ってアメリカで創業、しかしカーショー氏はデザインを担当し、製品は日本のKAIに委託。結果高品質のナイフブランドとなりヒットした。その後KAIに買収されてKAIのアメリカ法人刃物ブランドとして現在に至る。KAIの製造ならば切れ味に大きな問題は無い。

この爪切りの最大の特徴はそのデザインである。何と収納時は69mm×13mm×4mmの突起部分の一切無いガム状の形状となる。(画像2~4。画像2は表面、画像3は裏面、画像4は側面。)4mmという厚さは世界最薄、刃先は勿論バネやヤスリ等の全てをこのサイズに収めた。持ち運びにも邪魔にならない。(寧ろ無くす可能性が有りそうだ。)一見すると全く爪切りに見えない。

使用時(画像5、6。画像5は上方から、画像6は横側から。)は、ハンドルを引き出し刃先の付いている部品の窪みにハンドルを重ねる(乗せる)だけ。シンプルで見事なアイデアだ。(当然ながら直ぐにハンドルが窪みから外れるので、通常の爪切りの方が使い易い。)
通常の爪切りでは内部に爪が挟まって取れなくなる事が有るが、この爪切りは完全に刃先が開くので、そういった事も無く、クリーニングも容易である。(画像7、ヤスリはハンドル裏に収納されており、引き出す事が出来る。)

切れ味は予想通り上々、また小型な為、切った爪が飛散する事も思ったより少ない。足の爪は若干切り難い。

外出用の切れ味の良い爪切りを漠然と探していたが、結局デザインになってしまったという相変わらずな私であった。(因みにSUWADAの爪切りとは比較にならない位リーズナブルである。)これで、少しでも身嗜みに気を配れる‥と自分を信じたい。(画像8、9が我が家のkershaw by KAIの爪切り、rubis MANICURE-SETの爪切り及び爪切りバサミの3点。画像8が収納時、画像9が使用時。)