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盆で墓参りをしており、その帰りに前から気になっていた喫茶店に寄ってみる事にした。私の場合、喫茶店は、主に旅行時に休憩の為に利用するか、ダーツ等を楽しむための漫画喫茶を利用するか、という使い方が多い。今回の様に、喫茶店自体に興味が有って入るのは富山県内ではかなり珍しい部類である。

その気になる店が「町家カフェ 太郎茶屋 鎌倉」である。通称「和カフェ」と言う和風の喫茶店だ。勿論、東京では「京はやしや」(「東京旅行11」の投稿参照)や「うおがし銘茶」の銀座店「茶・銀座」(「東京旅行24」の投稿参照)等を利用しているので、和風喫茶は初めてという訳では無い。しかし富山では非常に珍しい印象だ。

店内に入ると、京都弁の様な喋り方の店員が接待。これは言わされているに違いない。
「個室」「薄暗い席」「明るい席」の3種類から好きな席を選べ、嫁は明るい席を選択。窓際の席へ案内される。他は座敷と小上がりらしい。

町家カフェ 太郎茶屋 鎌倉は一応チェーン展開していおり全国に店舗を構える様だ。
本社は兵庫県、店名の鎌倉は神奈川県、そして挨拶は京都弁風と何だか私には理解し難く難しい。(京都弁は兵庫に近いから良いのか?)

メニューは和カフェらしく日本茶や和菓子中心だが、普通にコーヒーやケーキ等の喫茶店らしいドリンクやデザート、パスタや丼物と言った、軽食やランチ等も有った。しかし、初めてなので王道を攻める事にする。この町家カフェ 太郎茶屋 鎌倉では、蕨餅が有名らしい。

嫁は、抹茶とわらびもちパフェ、私は黒蜜みるくコーヒーと冷やしわらびぜんざいを注文。

抹茶(画像1)には茶筅が付属しており、自分で茶筅を使って抹茶を混ぜる。私も嫁も茶道等は全く判らないので、どの様に、どれ位掻き混ぜるのかはさっぱり解らなかったので適当だった。

わらびもちパフェ(画像2)は、通常のパフェに連想されるグラスに盛ったタイプでは無く、和風の食器皿に盛り付けられていた。生クリームにバニラアイスクリーム、抹茶のケーキに黄粉を塗した蕨餅。彩にチェリーが添えられている。黒豆とあられが生クリームにトッピングされているのも面白い。味も満足の様であった。因みにこれらの陶器は、町家カフェ 太郎茶屋 鎌倉オリジナルとの事。

黒蜜みるくコーヒー(画像3)は、変わった味だった。コーヒーの様な黒蜜を混ぜたミルクの様な‥(そのままだが。)だが決して不味いという訳では無い。苦過ぎず甘過ぎずの優しい味だと思う。

冷やしわらびぜんざい(画像4)は、夏らしいメニューである。つるっとした蕨餅に冷やした餡が非常に合う。1つがなかなか大きい蕨餅なので、結構ボリュームが有る。食べた感じでは餡も小豆からちゃんと作って有る様だ。蕨餅1つに1粒黒豆を乗せてある。

帰りにはまた、怪しい京都弁風の挨拶に見送られ、店を後にした。

涼を感じさせてくれ、夏には結構和菓子(和カフェ)は合うと思った。