濃厚な味の烏骨鶏卵から作られるバウムクーヘン、出来れば、美味しい飲み物と一緒に食べる事が出来れば尚良いだろう。
普通なら珈琲や紅茶と言う所だが、今回は、敢えてシャンパーニュを選んでみた。
調度「酒4 (日記10)」の投稿で、「BOLLINGER」の「BOLLINGER SPECIAL CUVÉE BRUT」を、「ハレノヒ」の「凹カステラ」や「CIBO」のティラミス等の甘味で楽しんだ事を思い出したのだ。これが結構良い相性で、個人的にも気に入ったのだ。(尤も、私はそんなに飲めないが。)
今回購入したシャンパーニュは、「HENRI GIRAUD」の「Hommage à Francois Hemart BLUT」(画像3)。
HENRI GIRAUDは、フランソワ・エマールによって1625年に創業した老舗蔵元である。良質の葡萄生産知としられるアイ村を拠点とし、全てGrand Cruの葡萄を使用する。
イギリス、モナコの王室御用達とされ、余り一般に出回っていなかった為、これまで私のブログで紹介したシャンパーニュの中ではそれ程有名では無いかもしれない。
しかし近年ではイギリス、イタリア、ロシア、香港、そして日本でも販売される様になった。
今回選んだ(というか酒屋のワインセラーに唯一置いてあった)Hommage à Francois Hemart BLUTは、HENRI GIRAUDの中でも非常にリーズナブルなシャンパーニュである。
烏骨鶏バウムクーヘンを切り、HENRI GIRAUDのシャンパーニュをグラスに注ぐ。(画像4)
きめ細かな泡が特徴で、BOLLINGER程では無いが私でも飲み易いと感じるシャンパーニュだった。色合いもかなり美しい。
烏骨鶏バウムクーヘンも深い卵の味が後を引く。思った以上に良いコンビネーションだ。
更に嫁の作ったコーヒーゼリーを頂く。ミルクとガムシロップを掛けて食べる。「RIEDEL」のカクテルグラスを用いたコーヒーゼリーはちょっと贅沢に感じる。苦味と甘みが調度良い。(画像5)
久しぶりに優雅な食後を楽しんだ一日であった。