何かと思って見てみると「チンドン屋」であった。
皆はチンドン屋を御存知だろうか?富山では非常に有名で、調度この時期に、全国からチンドン屋が集まる「チンドンコンクール」なるイベントを毎年行っている。
チンドン屋とは、奇抜な意匠で太鼓や鉦等の楽器を書き慣らしつつ街を練り歩き、人目を集めて、商品や店舗などの宣伝を行う日本の請負広告業を指す。
一般に馴染み深いと言えば、大阪のくいだおれ人形がチンドン屋の代表格であろう。
現在は、チンドン屋として宣伝等を行う、という事はまず無く、チンドンコンクールに合わせた春の風物詩のひとつ、という印象だ。
さて、今年は東日本大震災を考慮してチンドンコンクールは中止となっていたので、見る事が出来るとは思っていなかった。
何気にチンドン屋を見ると、「募金箱」が‥正に宣伝である。ついつい募金してしまった。そういう意味でも効果的なのかもしれない。
その後、某宝飾時計店でオーダーしていた、「ハレノヒ」の「凹カステラ」(画像2、外箱。)と、「総曲輪フェリオ」のデパート地下で、「CIBO」のティラミス(画像3、4.画像3は外箱、画像4は中身。)、「チーズ王国」の「フォレストヒッコリースモークプロセスチーズ」(画像5、切り売りの状態。)を購入して帰宅。
凹カステラは、半熟カステラの火付け役と言われる代物らしい。(画像6、中身。)凹と言われる様に中央が窪んでおり、切ると窪んだ部分の内側がトロッとしている。半熟カステラは初めて食べるので楽しみだ。
実はこれらは、偶々購入する事になったシャンパーニュ「BOLLINGER」の「BOLLINGER SPECIAL CUVÉE BRUT」のツマミとして考えていたモノである。(画像7)
一皿目には、凹カステラとティラミスを盛り(画像8)、二皿目には焼き豚とスモークチーズ、「GODIVA」の「Gems」、「Châteraisé」の「半熟スフレチーズ」を盛った。(画像9)
何れもシャンパーニュに合う。
凹カステラは嫁の好みでは無かった様だが、私はこういう味も有りだと思った。しかしカステラというモノでは無いと思う。普通のカステラはシットリとした印象だが、凹カステラは、フワッとしている部分にトロッした部分が掛かっているいというか‥
やはりカステラでは無い。
ティラミスは味も濃厚で美味しかった。アルコールが強かったが、良いアクセントになっていた。
チーズ、特にスモークチーズは最近の嫁のブームで、かなり気に入っている。
そして、メインのBOLLINGERだが、今まで飲んだシャンパーニュの中でもトップクラスに飲み易く感じた。私の中では酸味が余り強く無く、フルーティですっきりと飲めるという印象である。「007」のジェームズ・ボンドが愛飲している事でも有名で、007とコラボレートした、「BOLLINGER & 007 Collector Bullet(La Grande Année 1999)」という弾丸型のケースに収められた限定モデルも存在する。価格は682,500。(画像10、11。)シャンパーニュ好きには是非飲んでみて頂きたいと思う。
こんな、シャンパーニュを堪能した一日であった。