このcoffee dripper pot CaféOは、デザインも良いし、そのままポットとして置いておけるので、普通のドリッパーより使い易いし、気に入っていたのだが‥
耐久性という大きな欠点が有った。注ぎ口が欠けたり、ドリップするプラスチック部分の蓋が壊れたりと、2回買い替えを行った。つまり3代目まで使い続けたのだが、3代目は、不注意で割ってしまい、遂にcoffee dripper pot CaféOと決別する事になった‥
新たに購入したドリッパーもやはりHARIOの商品である。「V60 透過ドリッパー01 VDC-01R」というセラミック製のドリッパーである。(画像1)インターネット上の評判も良いし、何より安価だ。
そしてセラミックなので、プラスチック製のモノよりは圧倒的に耐久性が高いだろう。プラスチックに較べると多少なりとも高級感も有る。(カラーはホワイト、レッド、ブラウンと有るが、嫁がレッドを選択。)
さて、このドリッパーの特徴は、プラスチック製のモノから引き継いだ1つ穴とスパイラルリブである。(画像2)
螺旋を描く溝がドリッパーとフィルターが密着する事を防ぎ、コーヒー粉の蒸らしを阻害しない作りとなっている様だ。
そして注いだ御湯は、螺旋を描きながら円錐の頂点へと集積され、1つ穴より滴下する。通常のモノであれば、同じ滴下を行う様な仕組みになるのだが、この1つ穴の径が大きい為、自由度の高い抽出が可能になり、御湯の注ぎ方次第で好みの味を引き出せるらしい。当然この形状に合わせた円錐状のペーパーフィルターがベストである。
更に、計量スプーンも1つで8g、10g、12gを計量出来る様、3段構造になっているので、コーヒー粉の量も好みで調整が可能。(画像3、上が付属の軽量スプーン、下が本体。)
つまり、このドリッパーは、融通が利く分、好みの味を出すに慣れが必要となる。まあ、私はコーヒーの味には(にも)疎いので、余り気にならないだろう。
嫁に淹れて貰った。(画像4、ドリップの様子。)豆は「エルサルバドル サンタエレナ」との事。
馨りは上々だ。(豆の御蔭か、ドリッパーの御蔭かは解らないが‥)
味は‥やはり苦い。(画像5、完成。)