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前回の続きである。

人気が無くなった理由‥それは別のフロアでイベントが開催されるからであった。
某宝飾時計店では、今回の春の新作逸品展に伴って、「京のおもてなし」というサービスを行っていたのだ。
「某宝飾時計店13」の投稿で、「京都展」について述べたが、殆ど同様のイベントである。そう言えばその時も調度「LONGINES」のフェアであった。

エレベーターに乗って3階へ。
3階では「京のおもてなし」らしく、和風な雰囲気が漂う内装の部屋となっており、屏風を広げたステージが設定されていた。

実は、京都祇園の舞妓の芸が鑑賞出来るイベントなのだ。
この日、芸を見せてくれたのは、「叶祐美」という舞妓である。因みに昨年の京都展でも叶女史が芸を披露しておられたらしい。(「某宝飾時計店13」の投稿で、舞妓に逢えなかった事を述べた。)

舞妓は現在は15歳から20歳までで、それ以降は芸妓と為るらしい。つまり叶女史は、ティーンエイジという事である。ピチピチだ。(但し、白粉の為に、その若い肌が良く解らない‥)

さて、俗物らしい事を述べてしまったが、そうこうしている内に芸が始まった。まずは「春雨」という唄に合わせた舞が披露される。その後、叶女史の紹介や質問タイム等の時間を楽しみながらもうひとつの舞、「祇園東小唄」を鑑賞する。

京都、そして日本の文化であり芸術に触れる事の出来る貴重な時間となった。因みに叶女史は、京都では無く佐賀県の出身らしい。しかし、話し方は舞妓らしいイントネーション(京都弁?)だった。「御兄さん」と呼んでくれるのが可愛い。

何と、記念撮影も出来たので2ショットで写真を撮って貰った。(画像1)そして、懐から差し出された花名刺を頂く。(画像2)漸く昨年の雪辱を果たしたという気分だ。

舞妓との雅な一時を楽しんだ後は、宝飾のフロアで春の新作逸品展の展示を眺め、再び時計のフロアに戻る。
目で京を楽しんだ次は、舌で京を楽しむ。「京のおもてなし」のもうひとつが「京都互福庵」の甘味である。

今回は、京都展で嫁がオーダーした「抹茶わらび餅&抹茶セット」を頂く事にした。口融けの良いわらび餅(画像3)は、抹茶の風味ときな粉が程良く絡み確かに美味しい。
そしてこの優しい甘さと宇治抹茶の苦みが互いを引立て合う。農林水産大臣賞を受賞した茶鑑定士である「森田治秀」氏(「某宝飾時計店16」の投稿の「お濃茶ラングドシャ 茶の菓」の話題でも登場)厳選の抹茶(画像4)は馨り高く飲み易い。気持ちの良い一服だった。

時計と宝飾と舞妓と甘味を満喫出来た、充実した一日だった。