LONGINESは日本上陸100周年との事で、スイスのミュージアムに常駐されている貴重なアンティークウォッチが3点展示されるという話だったのだが‥残念な事に、この展示は輸送中の事情で中止となっていた。(画像1、その予定の内の1点 「Cal.20A」)
某宝飾時計店では、ミュージアムウォッチを見る為来店した客に「THE OLDEST LONGINES WATCH IN JAPAN 幕末の時を刻んだロンジンの古時計」という本とノベルティのボールペンを配っていた。(画像2、本とボールペンの外箱。)
これで皆赦してくれる事だろう。
画像3がボールペンと本に挟んで有る栞である。栞はLONGINESの懐中時計の写真となっている。栞の写真に選ばれた懐中時計は「日本最古のロンジン」賞を受賞した1867年製造の「Serial 癸械娃亜廚任△襦K椶裡隠殴據璽犬らも詳細な情報が記載されている。
ボールペンは、黒を基調とし、天冠等のポイントに銀色を使用した、オーソドックスながら比較的高級感を感じる雰囲気になっている。LONGINESのロゴや「有翼の砂時計」のエンブレムも描かれている。
キャップを取ってみる。(画像4)
形状もオーソドックスだが、御蔭でTPOを選ばずに使用出来るので結構使い勝手は良さそうだ。無料で配布していたモノにしてはキャップの着脱の手応えは良い。
リフィル等の内部の構造は‥正直酷いモノだった。(書き味が悪い訳では無く見えない部分の作りが酷いという意味だが。)
キャップ式のボールペンという事で、リフィルを巧く交換出来ればローラーボールにも変更が可能かもしれない。
展示されているLONGINESの時計を眺めつつ時が過ぎる。複雑機構を搭載するモデルが有る訳では無いので、手に取る事は無く、唯眺めるだけという感じになってしまうのだが‥
時刻は間も無く午後の3時。賑わっていた店内が次第に静かになっていく。気が付くと余り客がいなくなっていたのだ‥
(少々引っ張りつつ)次回へ続く。