この友人にはよく土産を頂くのだが、今回は、私も初めて見た品で、又有る意味私にピッタリな土産だった為、ブログに載せる事にした。
「銀座 チーズケーキ 白雪亭(以降「白雪亭」)」という店の「雪時計」という御菓子だった。(画像1)
時計好きの私+この季節。雪時計という名の土産を選んだ友人はなかなかにセンスが有り、又「解っている」と言えよう。
さて、早速開けてみる。
何だか上品そうな感じだ。
白雪亭は、チーズケーキと記載されているだけ有り、チーズを用いた菓子がメインのパティスリーの様だ。
この雪時計は、「ポルポローネ」という菓子らしい。ポルポローネ‥初耳なので調べてみた。
元はスペインの菓子で、キリスト教の祝祭日を祝して食べられる菓子らしい。クッキー系だが、直ぐに溶けてしまう軟らかな焼き菓子との事。
宗教的祝祭日に用いられるだけ有り、口に入れて溶ける前に「Polvoron」と3回唱えると倖せが訪れるという。
この雪時計も「ほろほろ」と溶けていく、まさに粉雪のような口当たりと共にチーズとナッツの風味が存分に楽しめる。
3種類の味が入っており、カマンベール(&ピスタチオ)とパルメザン(&アーモンド)、ゴーダ(&ヘーゼル)とそれぞれのチーズとナッツの組み合わせだ。(画像2、右からカマンベール、パルメザン、ゴーダ。)
さて、折角の美味しいポルポローネ、美味しい飲み物と楽しむのが良いと考え、嫁が仕入れたコーヒーを淹れて一緒に飲んでみる事にした。
「Cup of Excellence®」という毎年行われるコーヒーの審査会が有り、2010年の最優秀評価を得たのが「ブラジル オウロベルデ」という豆である。
因みに私は、コーヒーの味は全く解らないし、苦いのも苦手なので薄くして貰った。確かに飲み易い様な気もしたし馨りも良かった様な気もする。
しかし、結局甘味も欲しかったので、「BOURBON」のトリュフチョコレートも添える。(画像3、食べる直前の様子。)
雪時計はカマンベールが緑色、パルメザンが黄色、ゴーダが赤色となっており、形は雪というだけ有り六角形で雪の結晶を模している。濃厚なチーズの味が口に広がる。個人的にはカマンベールが一番好きだった。(そう言えば「おやつ14」のチーズ尽くしを思い出した‥)
なかなかにコーヒーとこの雪時計は合うとは感じた。ちょっと贅沢な雰囲気のおやつ時間を楽しんだ。