「私のクリスマスプレゼントについてはまた後日」とも述べていたので、今回は私のクリスマスプレゼントを紹介してみよう。
前回より更に今更感が強いのは赦して頂きたい。
さて、商品を紹介する前に、皆に聞いてみたい。
皆はアイロン掛けは好きだろうか?
皴が無くなり、プリーツ(織り目)が綺麗に出ると、私はいつものヨレヨレのスタイルでは無くちょっとパリッとしたスタイルになり、自然と姿勢も良くなる様な気がする。
しかし、アイロンを丁寧に掛けた服は好きだが、アイロン掛けという行為は、別に好きでは無い。むしろ面倒である。
私は、兎に角面倒臭がりなのだ‥
髭の脱毛にチャレンジしているのも(「美容と健康7 その1~その5」及び「美容と健康14 その1~その3」の投稿参照)毎日髭を剃るのが面倒だからだし、「LASIK」で視力を矯正したのもやはり眼が悪いと何かと不都合が多く面倒だからである。(「LASIK 1~2」の投稿参照)
唯、趣味となると多少考えが変わり、苦労する事に楽しさや趣を感じるのだろう。
時計も手で巻かないと動かない機械式時計が好き(と言ってもクォーツ含め何でも好きだが)だし、インクの交換や洗浄をしなくてはならない万年筆等も大好きだ。自動車は当然MT車である。
前にも述べたが、こういった手間がひとつの「儀式」なのであろう。モノに自分が命を吹き込んでいるという印象だろうか。
当然服も綺麗にする為の儀式としてアイロン掛けを楽しんでするべきなのだが、多少なりとも良い服は直ぐにクリーニングに出した方が私や嫁がアイロンを掛けるより当然仕上がりが良い。
となると、仕事着(スーツでは無い)や普段着等が必然的に多くなるので、楽しくもなく尚面倒だ‥
現在は、アイロン掛けを嫁に頼っているが、嫁が少しでも楽になり、そして私が気持ち良く服が着れる様にと思って選んだ今回のクリスマスプレゼントが「ズボンプレッサー」である。
「CORBY」。1930年にイギリスで創業した、ズボンプレッサー(及びハンガー)ブランドである。現在ではズボンプレッサーを含め、主にホテルの客室内(バスルームやベッドルーム等)に配するプロダクトを中心に手掛けている。(他にはアイロン等も販売している。)
そのCORBYの「4400 Trouser Press」(画像1)というズボンプレッサーを選んだ。縦型のプレッサーで、背部にハンガーが付いており、そのまま上着を掛ける事が出来る。更に横にはタイハンガーが引き出せる仕様。(画像2)
プレスは、15分と30分のタイマーが付いており、それぞれの時間加熱出来る。
日本製のモノと違い、右足と左足の間にプレスシートを挟む必要が無く、手軽にプレス出来る。つまり、より楽にプレス出来るという訳だ。(画像3、ブレス部内部。)
さて、便利なズボンプレッサーだが、使用については、ひとつ注意するべき事が有る。比較的高額なズボンはプレスしない方が良いという事である。これは立体感を損ない、また生地を傷める原因に為るそうだ。まあ私が普段着る様な安いスーツや仕事着には十分である。(画像4、実際に使用した状態。)
パンツ(ズボン)へのアイロン掛けが減るだけでもかなり便利だと思う。仕上がりもそう悪く無い。(尤も、完全にプリーツが取れた状態でプレスした事が無いので、仕上がりの良さはまだ良く解らない。)
少々大きく、場所を取るのが玉に瑕だが、永く活躍してくれるのではないかと期待している。