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調度結婚記念日という事も有って、先日久しぶりに「富山マンテンホテル」の活魚・かに料理店「鯛家」に足を運んだ。

富山湾(及びその近海)の幸を十分に堪能出来る。今回もコース料理では無く1品料理(アラカルト)で注文。

まずは「旬の刺身四種盛り」。鰤、甘海老、カワハギ、ばい貝の4種。甘海老は凄い量の子持ち、
カワハギとばい貝は肝も添えられている。(画像1)

特に私はばい貝に目が無いので、更に単体で「ばい貝(西ばい貝)刺身」も注文。この食感が堪らない。(画像2)

それに、「あんこう肝」(画像3)と「鱈白子天ぷら」(画像4)。ばい貝同様、前回の「鯛家」の投稿でも注文した恒例の品である。多分今後も毎回注文するであろう‥
又、今回は恒例の蟹味噌を甲羅で焼いた、「かにみそ甲羅焼き」を食べてみる。(画像5、6。画像5は焼いている最中、画像6は焼き上がったモノ。)中々濃厚で美味い。どうしても御飯と一緒に食べたくなったので「御飯」も注文してしまった。御飯に乗せて食べると最高だ。

そして今回は富山の名物、「ゲンゲ」を久しぶりに注文した。皆は御存知だろうか?
ゲンゲは「幻魚」とも書かれるが元々は「下の下」という意味でも有ったと聞く、日本海の深海に生息する雑魚のひとつである。
我が家では、元々吸い物の具としてよく登場したが、個人的には余り好きな食感では無かった。寒天質のトロリとした身とその中に有る骨が非常に気になったのだ。しかし、それが美味しいという事で人気が有る。(この種は「ノロゲンゲ」というらしい。)
私が好きなのは今回注文した「幻魚唐揚げ」(画像7)の様に揚げたりと、その寒天質の身をふっくらと焼き上げたモノである。これなら身も骨も気にならない。

「牛タン塩焼き」(画像8)で魚介類以外を一旦楽しみ、最後に「黄金がに釜茹で」(画像9)を黙々と食べる。
さて、この「黄金蟹」、私も初めて聞いた名前なので、どんな蟹か質問してみた。
黄金蟹は本ズワイ蟹の雄と紅ズワイ蟹の雌から生まれた混血の蟹らしい。まあそれなら味も多分大丈夫だろうと判断したのだ。
パッと見はズワイ蟹そのモノであるが‥あくまで個人的な感想である。身に関しては本ズワイ蟹>黄金蟹>紅ズワイ蟹という印象で、やはり本ズワイ蟹がかなりリードしている様な気がする。甘味は有るが、深く無いというか‥しかし、蟹味噌は黄金蟹の方が美味く感じた。

日本海ならではのちょっと変わった料理を満喫した。