



私は面倒なので余り使わないのだが、この顔文字等によって随分と同じ日本語でも受ける印象が変わってくるのは確かだ。
例えば、「有難う」という文章でも
有難うm(_ _)m
有難う(o ̄∇ ̄)/
有難う(^^)
有難う( ̄ー ̄ )
では、どれも使う場面が異なると思う。
文章のみでは、伝え辛い自分の感情を表情として再現出来るというのは有る意味画期的な事だと思う。
それが更に発展したモノがAAだが、
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この様なドット絵の様なシンプルなモノから
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人 __ / / /
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この様な細かいモノまで様々で、一つの表現という枠から有る意味芸術の域に達しているモノも存在する。(AAを作るソフトウェアも有るという話だが。)因みにこのAAはどちらも「FINAL FANTASY」の「チョコボ」を例に用いた。
さて、私が一番初めに顔文字を顔文字として認識したのは随分昔の事である。漫画等の吹き出しの文章等に丸い顔が偶に描かれていた。
イメージで言うと、「BLANCPAIN」や「Breguet」のムーンディスクに描かれる月の顔の様な‥スマイルマークである。(画像1、2。画像1はBLANCPAINのムーブメント、画像2はBreguetの「癸機廖)
最近は、めっきり見なくなってしまったが、何という顔だったのか知りたくなり検索してみた。
そして漸く見つけた答えが、「写真植字」で使われていた記号「BA-90」だった。画像3のこれである!
見比べてみると結構ムーンディスクとは違うしスマイルとも違う微笑というか‥何とも味の有る顔だ。昔は、とある雑誌でこのBA-90を改造したモノを多く活用しており、「ぽげムたビゲなみょーん」という訳の判らない感嘆詞の後に使われていた事から、通称「ぽげむたマーク」と言われていたらしい。初耳だった。
現在では、「顔付き満月(FULL MOON WITH FACE)」と称するが正解の様だ。Unicode6.0.0では、月齢を示す記号の一つとして存在している。(画像4、BA-90とは顔が違う。)
顔付き満月のコードは「U+1F31D」。U+1F31Aから顔付きの新月、三日月(上弦・下弦)、満月の記号となる。
当然と言えば当然だが、U+1F31Dの方がムーンディスクの顔に近い。ムーンディスクの顔の原案になっているのだから当たり前だが。この占星術の満月を示す月齢記号を元にBA-90を作ったのだろう。私がムーンディスクの顔と似ている、と感じたのは強ち間違いでは無かった様だ。
しかし、顔の完成度やインパクトはBA-90の圧勝だ。U+1F31Dでは顔文字としての使い道に精彩を欠く。
未だにこの顔がこれ程のインパクトを持ち、現在尚語り継がれるBA-90は、「!」や「?」に匹敵する記号では無いだろうか?AAに負けない一つの芸術であり文化とも言えるだろう。
このまま消えていくには惜しい存在だ。日本の顔付き満月はBA-90にして貰いたいと切に願う。そうすれば私も顔文字としてもっと使用する事だろう。
こうしてブログに残す事で、一人でも多くの方の記憶に留めて置きたい。