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さて、前回の続き。

比較的良い音で、ジョギング等にも使えるという中途半端な条件を満たすデザインの良いイヤフォン‥そんなモノを求め、結局今回私の「耳」では無く「目」に留り、購入したのが、「ATOMIC FLOYD」の「AirJax Titanium2™」である。(画像1、外箱。)

ATOMIC FLOYDは2007年にイギリスで創業したまだ歴史の浅いオーディオブランドだ。基本的に取り扱っているのはイヤフォンとヘッドセットのみである。
日本に輸入される様になったのも昨年の事らしい。

このAirJax Titanium2™は、デザインや作りがカッチリしており、好感が持てる。従来のプラスチック製に比べても重量は有るが高級感も有ると思う。
「BANG & OLUFSEN」の「A8」と同様イヤーハングタイプで、走っていてもずれ難いだろうし、カナルタイプでは無いので、周囲の音も十分に聞き取れる筈。コードが丈夫で切れ難くそうと、なかなか私の求める条件を満たしていると感じ、購入を決定した。

本体にはAcousticSteel™と呼ばれる高純度のSSを用い、イヤーフックはチタニウム製、24K鍍金が施されたプラグ(高級モデルでは当たり前だが)、ケーブルにはケブラー繊維でコーティングと非常にパフォーマンスが高く、細部まで美しい。
画像2が箱内に同封されていた全てである。価格を考えると非常に沢山の付属品が内包されていた。
変換用のプラグも全て24K鍍金となっている。
イヤーフックに付ける事の出来るラバー、イヤーフックから外耳口までの長さを調節する為のキーホルダーの様になっている専用六角レンチ付属。
レザーケース付属。

ケースにはこの様に巻きつけて入れるらしいが、使い勝手はイマイチかもしれない。しかし絡み難い収納法だとは思う。(画像3)
イヤフォン本体を3方向から見る。(画像4~6)このAirJax Titanium2™以外では見た事が無い特徴的な形状をしており、イヤーパッド等は付属していない。(このまま使用する。)
ケーブルが左右の耳に分岐する部分にはスライド式のスプリッターが採用されており、Y字の部分が裂け難く、また長さの調節も出来る様になっている。(画像7)但し、ジョギングすると重みが有る分派手に揺れるので邪魔だ。
スポーツ用としては何とも言えないが、日常で使うには非常に素晴らしい必要な装備が全て揃っているイヤフォンだ。

音は、音圧が有るという訳では無いが非常に素直に出ており聴き易い。輪郭がはっきりとしており、耳障りでないのも良かった。A8より丁寧な音、というか‥
周囲の音が聞き取れる分音漏れも有るのだが、それは仕方無い。
本体とイヤーフックの位置調整は専用の六角レンチで行うが、無くても上下にスライドするので余り問題は無いが、ベストポジションのセットや維持は少々大変だ。この点はA8は素晴らしいと思う。

前回述べた「ULTIMATE EARS」や「SHURE」等のモニター用のモデルに比べると半値位だが、私には十分満足の行くクオリティだった。何よりデザインが格好良い。
スポーツにはやはり完璧という訳では無いが、気に入ったのでこれから末永く愛用したい。使い込んでからはもっと良い音になるだろう。(画像8、AirJax Titanium2™イメージ画像)