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今回の旅行については、これが最後の投稿である。
「Nicolas G.hayek Center」を後にして向かった先は、4月22日に移転オープンした銀座の時計店でも最も有名な店のひとつである「THE HOUR GLASS」。

「東京旅行7」の投稿で一度訪問した事を述べたが、私の様な貧乏人には非常に敷居の高い店舗である。何しろ、世界でも数本しかないレアピースを数多く扱う事で知られ、数千万円という高額な時計でさえもこの店では、当たり前の様に販売しているのだ。

今回、久しぶりにこの店を訪れたのだが、このTHE HOUR GLASSこそ今回銀座に日帰りで態々出掛ける事になった「事情」(原因)である。

私は、「Chronos」という時計雑誌を愛読している。結構突っ込んだ内容で、なかなか面白いのだが、このChronosでは、THE HOUR GLASSの記事が偶に掲載される。社長である桃井敦氏の「BASELWORLD」での活躍(買付)等の記事は、私も溜息をしながら読ませて頂いた。
という訳で、ChronosとTHE HOUR GLASSは雑誌・時計店として良好な関係を築いており、今回のTHE HOUR GLASSの移転に伴い「スペシャル・クロノス・ナイト」というイベントをChronosのインターネットサイトである「web Chronos」で企画。
これは、インターネットで応募し当選すれば、リニューアルオープンしたTHE HOUR GLASSで、ドリンクやフィンガーフードを楽しみつつ、時計談義に華を咲かせるというChronosとTHE HOUR GLASSのコラボレーションイベントなのだ。

翌日は仕事だが、どうせ当選する訳も無いだろうと、気軽に応募してみたら・・こういう場合は、何故か当選するのだろうか?見事スペシャル・クロノス・ナイトに当選してしまい、この様な強行旅行をする事になった、という訳である。

Chronosの代表である松﨑壮一郎氏、広田雅将氏、そしてTHE HOUR GLASSの桃井敦氏及びスタッフによる絢爛な夜は、ギターとウッドベースの生演奏(画像1)とシャンパーニュ等のドリンクサービスからスタートする。(画像2、バーカウンター)

女性スタッフが差し出すフィンガーフードを楽しみつつ、(画像3)弩級の時計を眺める。
「クリストフ・クラーレの複雑時計」の投稿で述べた、「GIRARD-PERREGAUX」の「Vintage 1945 Jackpot Tourbillon」(画像4、5)や、「HARRY WINSTON」の「OPUS」シリーズで昨年発表されたジャン・マルク・ヴィダレッシュとエリック・ジルーによる「OPUS9」(画像6)、「Cartier」の新作「Rotonde Astro Tourbillon」(画像7)、「A.LANGE & SÖHNE」の「RICHARD LANGE „Pour le Mérite“」(画像8、9)等を拝む事が出来た。
更に「PATEK PHILIPPE」では、「東京旅行28」の投稿で述べた「Sphere PATEK PHILIPPE GALLERY」のイベント「美の系譜」で展示されていた希少な時計も展示されていた。

スペシャル・クロノス・ナイトがスタートし、広田氏と桃井氏による今年発表の時計についての対談を中心に、興味深い話に耳を傾ける。(画像10)

新作ではPATEK PHILIPPEの「NEW5396」(画像11)、A.LANGE & SÖHNEの「SAXONIA JAHRESKALENDER」(画像12)、この2つのアニュアルカレンダーがオススメとの事だ。私は旧型の5396が良かったと思うが、個体差が大きく、結構当たり外れが有った様だ。
他にはA.LANGE & SÖHNEの新しいケース素材であるハニーカラーゴールドの特徴についてや、Cartierが「Collection Privée Cartier Paris」から「Haute Horlogerie」に変更し何が変わったか等、普通では聞けない内容も有って楽しめた。
そして、よく聞く通り、PATEK PHILIPPEはグランドコンプリケーション以上と未満では、作り込みに大きな差が有るという事も事実の様だった。勿論、低価格帯のモノが酷い作りだという訳ではなく、高価格帯のモノがずば抜けているという事なのだが、対してA.LANGE & SÖHNEは、低価格帯から仕上げが素晴らしい。価格帯に左右される事無く全て同じ様に丁寧に仕上げて有るとの事。
色々勉強になった。

また「Jaeger-LeCoultre」の現日本CEOが来場しており、一言挨拶するというサプライズも有った。(画像13)

対談が終了するとフリータイム。集まったパーティ当選者の方々と店内の時計を見て回ったり、身に付けておられる時計を見せて頂いたりといった時間を満喫した。
変わったモノでは「URWERK」の「103」(画像14)や「MB & F」の「Horological Machine 癸院廖焚菫釭隠機砲鮗蠅房茲蕕擦督困い拭
そう言えば、THE HOUR GLASSの入口には美しい機械式掛け時計が設置されているのも気になった。(画像16)これはプチソヌリだと思う。定時に美しい音色の鐘が鳴っていた。詳しくは解らないのだが、独立時計師の「Jean Cazes」という方の作品だろうか?

気が付けば21時。スペシャル・クロノス・ナイトも愈々御開きの時間となった。
PATEK PHILIPPEのノベルティ(画像17)を土産に貰い、THE HOUR GLASSを後にする。ノベルティは小型のウォレット(カードケース?)だった。(画像18)機会が有れば使わせて頂こう。

その後、ブログ「The Average Woman Keeps Walking.」の mackyring様に連れて行って頂いた、丸ビル5階にあるハンバーガーショップ「KUA `AINA」で久しぶりにハンバーガーを頬張る。(「東京旅行14」の投稿参照。)
前回mackyring様にアボカドがオススメと言われていたアボカドチーズバーガーを選んでみる。(画像19)
相変わらず凄いボリュームだ。「SOUTH BY SOUTHWEST CAFE」(同名の投稿参照)で食べたモノよりやはりこちらの方が高額でも満足出来ると感じる。SOUTH BY SOUTHWEST CAFEには富山では数少ない、フランチャイズでは無いハンバーガーショップなので頑張って欲しいのだが。

確かにアボカド入りは美味しかった。他の具材とも良くマッチしている。
しかし、アボカドは非常に腹に溜まって苦しくなる。本当に腹一杯となってしまった。アボカド恐るべし・・

遅くなった夕食を終え、池袋の高速バス乗り場へ向かう。私は翌日も朝から仕事なのだが、22時を過ぎると最早高速バス位しか手段が無い。高速バスであれば、何とか早朝5時過ぎに富山に到着する。
という訳で、仮眠を取りながらバスに揺られて富山に到着、眠い目を擦りながら仕事という一日を過ごしたのだ。大変な2日間だった。