特にクラシックとへヴィメタルは何処か通じる所が有りひとつの様式美が存在すると思う。
そして私は、音楽のテストの成績は結構優秀だった。それは、楽譜の演奏記号の意味を理解していた事と、クラシックの曲と作者を知っていたからだと思う。逆にポップスはさっぱり解らない。
しかし、音楽のテストの点数は良くても、音楽が出来るかというとそうでもない。私は別に歌が上手い訳でも無いし、楽器が弾ける訳でも無い。むしろ全く駄目というレベルである。
反対に嫁は、音楽を齧っており、小学校ではブラスバンド部、高校時代はオーケストラ(部)に所属していたという。
ピアノも弾くし、クラリネット、コントラバスも持っている。
「東京旅行11」の投稿で、嫁が「FABER-CASTELL」の「グラナディラ」の木軸ボールペンを購入した事を述べたが、このグラナディラは、クラリネット等に使われる高級木材である。嫁はクラリネット繋がりでグラナディラを選んでいる。
さて、これまで音楽は聴く事専門であった私だが、「愚話7」の投稿で述べた通り、とあるイベントの企画を任された。寸劇と音楽の生演奏なんかをイベントに盛り込もうと考えてみたのだが‥仕事場には、楽器を演奏出来る者が殆どいないのが現状であった。トランペットを演奏出来る者とパーカッションが出来る者がいたので、何とか形に出来るかと思ったが、やはり2人では厳しい。
で、企画者故に、全く楽器に触った事の無い私へ矛先が向いた。
とりあえず、嫁にコントラバスを借りる。
画像1がケースである。画像2が全体の写真、画像3はボディを別角度から撮影した写真だ。
画像4はスクロール及びペグ周辺。因みにこのコントラバスは5弦ベースである。
弓で弾くのは慣れるまでかなり掛かりそうだったので、とりあえずピッチカート(指弾き)を教わる。感覚で何とかドレミファソラシドは解る様になったが、曲を弾くまでには至らない。そして、指が非常に痛くなった。弦を指で押さえる為だ。弦を触っていなくても指先が痺れる様な痛みが続く。御蔭でダーツは殆ど行けなかったし、行っても、指の感覚が妙で今まで以上にボロボロの結果であった。(「ダーツ35」の投稿参照)
練習時間も無く指が痛いだけ。トランペットも試してみたが音を出せず。結局辞退する事にした。流石に下手なままで演奏を披露するのは来て頂いた客に失礼だ。
やはり楽器の演奏はとても難しい。そして楽器が弾けるのは本当に格好良いと思う。
そんな駄目駄目な私であったが、写真で見ると何だか楽器を弾ける様に見えるのではないだろうか?
とりあえずコントラバスを構えてみた写真が画像5、トランペットを構えてみた写真が画像6である。
所詮は振りで、嫁にコントラバスを構える格好からして間違っていると言われた‥これも有る意味コスプレみたいなモノかもしれない。
そんな忙しいイベント前の一コマである。(全く忙しそうに見えない。)