さて、今回も懐かしい「FAMILY COMPUTER」のゲームをダウンロードした。
「影の伝説」と「ELEVATOR ACTION」、「BATTLE CITY」の3本である。
影の伝説(画像1)は、忍者の「影」を操り、さらわれた「霧姫」を救出する事を目的としたアクションである。しかし、何回霧姫を救出しても、その直後に敵に連れ去られるという、非常にマヌケなゲームだ。昔はこういった内容のモノが多かったと思う。
主人公の影は驚異的なジャンプ力を誇り、木々から木々へと飛び移る。また、短いが忍者刀は、素晴らしい性能で、敵の手裏剣を容赦無く叩き落す。
しかし、身軽さを身上とした忍者なので、攻撃を受ければ即死。特に忍者刀で叩き落せない煙玉や炎等は、非常に危険。
この縦横無尽さに、昔ながらの隠しキャラクターの豊富さが非常に面白い。
ELEVATOR ACTION(画像2)は、スパイを操作し、敵地であるマンションに潜入して機密文書を奪取し、脱出することが目的のアクションゲームである。
必ず屋上から潜入し、赤いドアの部屋に入って機密文書を入手、全ての赤いドアに入って最下階(B1F)まで辿り着けばステージクリアとなる。
エレベーターはドアが無いので、外から狙撃されたり、エレベーターに挿まれて潰されたりとなかなか難儀なスパイ活動である。エスカレーターも駆使しながら敵の攻撃を掻い潜り、地下駐車場に止めた車で逃走すれば良いのだが、どんどん敵の数が増えてくる。このシビアさとシンプルな操作が堪らない。
BATTLE CITY(画像3)は、戦車を操り、自軍の司令部に攻め込む敵を殲滅するという、珍しい篭城型のシューティングゲームだ。
画面下部の中央には鷹のマークの司令部が有り、画面上部より次々と敵の戦車が攻め込んで来る。司令部を死守しつつ、攻め込んで来た敵を殲滅すれば良いが、自分自身で司令部を破壊する事も出来るという点が良い。また、時機が何機有ろうとも、司令部を陥された時点でゲームオーバーというのも潔い。
パワーアップも楽しめるので、なかなかハマる。エディットモードでオリジナルの地形でのゲームをする事も出来るのが嬉しい。
背水の陣と称し、司令部の囲いを排除して戦うのが熱かった。また2P協力(対戦)も熱い。
バーチャルコンソールはこれからも活躍する事間違い無い。