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3D映画で話題の「AVATAR」を見てきた。

まずは簡単にAVATARのストーリーを。

22世紀、人類は地球から遠く離れた衛星パンドラで〈アバター・プロジェクト〉に着手していた。この星の先住民ナヴィと人間のDNAを組み合わせた肉〈アバター〉を創ることで、有毒な大気の問題をクリアし、莫大な利益をもたらす鉱物を採掘しようというのだ。この計画に参加した元兵士ジェイクは車椅子の身だったが、〈アバター〉を得て体の自由を取り戻す。パンドラの地に降り立ち、ナヴィの族長の娘ネイティリ(画像1)と恋に落ちるジェイク。しかし彼はパンドラ生命を脅かす任務に疑問を抱き、この星の運命を決する選択を強いられていく......。

話を見る限り、SF色が強いのかとも思うが、この惑星パンドラは幻想的な世界観である。SFとファンタジーが奇妙に融合した不思議な映画であった。

当然地球から来たという事で、スペースシップや兵器等、現代のモノを近未来にアレンジしたメカが多く登場する。
しかし、惑星パンドラは、まさに「FINAL FANTASY」の様。密林の様に木々が覆い茂り、妖しい植物等が奇妙な生態を見せる。天に聳えるユグドラシルの様な大樹からラピュタの様に浮かぶ島・・(画像2)
ナヴィという原住民も思考は人間と殆ど変わらないが、独特の姿と信仰を持つ。そして魂の木やエイワの精霊というこの星の命と意思の象徴がその信仰を確固たるモノとして形作っている。
新しく生み出された生命体や生態系としては、非常に考えられていると思う。
ナヴィは、パンドラに生息する動物を、フィーラーと呼ばれる触手の様な器官を介し生体情報交感を行い、自分の意識下に置く事が出来る。チョコボでは無いが、獣や鳥を乗り物として有る程度自在に操る事が可能だ。
このフィーラーは何処と無く王蟲の触手的な感を受けた。

物語としては王道である。ひねりも何も無いが、ストレートで子供にも解り易い。初めは違和感の有ったナヴィやアバターも、物語が進むにつれ、格好良く(若しくは可愛く)見えてくるのが意外だった。
今回は3Dを選んだ為、敢えて「日本語吹き替え版」を見た。こちらの方が映像に集中出来ると思ったからだ。(当然字幕も3Dとなる為、見辛いかと考えた。)

他には、ジェイクや科学者達がアバターを使用する際の状況が、「攻殻機動隊」や「THE MATRIX」的だと感じた。自分の意識を別の存在にダウンロードするシステムというか・・
しかし、このアバターのシステムが有ってこそ、SFとファンタジーを両立する事が可能になったのだと思う。
FINAL FANTASY好きや攻殻機動隊好き、スペースオペラ好きも見て損は無い作品だ。

さて、3Dという映像についての感想に移ろう。
個人的には、それ程「立体的」だという映像には感じなかった。確かに奥行きは感じられるのだが、飛び出してくる様な目の前に映像が迫り出すシーンが殆ど無かったからかもしれない。唯、3Dによって、パンドラという惑星はより一層の美しさを持ったとは思う。出来れば、もっと「触れそうな」立体感を演出してくれれば更に良かった。
そういえば、3D映像は高速で流れると画面が多少ボケる傾向が有ると思った。動きの速いシーン等は、立体的には見え難い。
後は、やはり多少なりとも眼が疲れる。字幕であったなら更に辛かったかもしれない。慣れれば大丈夫だとは思うが・・

話は変わって、映画館について。
今回は「TOHO CINEMAS」系列の映画館でAVATARを見たのだが、最近は映画のチケットもインターネットで購入が可能となっており、TOHO CINEMASも勿論このサービスを行っている。シートも先着順に好きな席を抑える事が出来、当日はチケット売り場に並ばずとも、自動発券機で手軽に発券出来る。
このサービスを利用してみたが、見る映画と見に行く日を予め決めているなら非常に便利だと思った。皆も是非利用して頂きたい。チケット売り場の行列に悩ませられる事無く、しかも納得の行くシートで映画を楽しめる筈だ。

更に、話は変わる。
映画とは全く関係無いが、本日は平成22年2月22日である。一応22時22分22秒に投稿したのだが・・
2月22日は、ニャン・ニャン・ニャン(+ニャン×8)で「猫の日」とか、ふー!ふー!ふー!(+ふー!×8)で「おでんの日」とかに制定されているらしいが、個人的には「ひぐらしのなく頃に」の「ひぐらしのなく頃に 祭」(「コンピューターゲーム8」の投稿参照)の発売日であり、また前原圭一と北条悟史を指す「ダブルにーにーの日」(画像3、「07th Expansion」公式サイトより。尚URLは、http://07th-expansion.net/ )というのが気に入っている。(本当にどうでも良いが。)