そろそろ毎年変わらないアイデアの貧困さに、嫁から文句を言われるかと思ったが、どうも女性はやはり花が好きらしい。
とりあえず花のプレゼントは女性には好評で、何度贈ってもそこそこ喜ばれるという事だ。
バレンタインのプレゼントは男性からもどんどん贈る。しかし、チョコレートでは芸が無い。というのが私の毎年変わらない考えである。やはり花は、男性から女性へのちょっとした贈り物には最適ではないだろうか?
そして、私の場合は花でもやはり、私自身が楽しめるモノ、つまり興味が有るモノを選ぶ。
過去には「レインボーローズ」(「バレンタイン2」の投稿参照)、「暗闇で光る魔法の薔薇」(「バレンタイン3 その2」の投稿参照)を選んだ。レインボーローズと一緒に花束にしたラメを吹き付けたブルーローズ等も個性が有った。
七色の花弁を持つレインボーローズは非常にインパクトが有って気に入っており、友人の結婚披露パーティにもブーケとブートニアとして使った。(「パーティ7」の投稿参照)勿論かなりの話題となった。
その御気に入りのレインボーローズから、今回は、その一種を選ぶ事にした。
このブログを拝見されておられる方は知っておられる事と思うが、レインボーローズは生花である。薔薇の花弁はそれぞれ葉脈と繋がっており、どの葉脈とどの花弁が繋がっているかを調べ、美しいグラデーションになる様にそれぞれに異なったカラーを吸い上げさせる事で生まれる作品である。
なので、かなり個性を持たせた薔薇を作る事が可能なのだ。
淡い色彩の「レインボーローズ・パステル」や青・緑・黄のグラデーションが特徴的な「レインボーローズ・オーシャン」といった薔薇も興味が有ったが、バレンタインという事で「レインボーローズ・JAPAN」という薔薇を今回は選択した。
レインボーローズ・JAPANは紅白の目出度い薔薇である。紅から白へとグラデーションする、JAPANの名を冠する通り日本的(国旗の様な)な印象の薔薇だ。
「バレンタイン4」の投稿でも述べた通り、海外のバレンタイン限定の時計等は紅白の印象が有る。ピュアとパッションを司る様なこの2色は私も好きな色である。その為このレインボーローズ・JAPANは非常にバレンタインのプレゼントに似合う様な気がしたのだ。
画像3、4が贈ったレインボーローズJAPANのアレンジである。(画像4は拡大したもの。)スイートピンク、マトリカリア、ヒペリカム、そして霞草を用いてある。柔らかな可愛らしい感じがするアレンジだと思う。馨りも良い。
唯、やはりインパクトは七色のモノには勝てないと思った。(因みに今回初めて知ったのだが、通常のレインボーローズは「レインボーローズ・Alice」という名称らしい。)
現在では、薔薇以外にレインボーチューリップ等も開発されたと聞く。これも興味深い。