イメージ 1

イメージ 2

「muta」。イタリアのバッグメーカーである「Terrida」と共同開発し、2006年に立ち上げた日本のブランドである。

mutaとは、イタリア語で「変化」「交換」「脱皮」等を意味し、身に付けた人物に「価値観の変化」を引き起こし、「既成概念」という殻から「脱皮」させ、やがて周囲の人々までをも変化させる… 
という様な大層なコンセプトを持っているなかなか面白そうなブランドだ。

Terridaと共同開発という事で、強いのはやはり皮革製品だと思うが、デザインウォッチやアクセサリー等も展開しており、中でも私はmutaのカフリンクスに非常に惹かれるモノが有った。

mutaのカフリンクスには時計をモチーフにしているモノが多かったからだ。しかも手頃な価格で、凝っているのだ。

画像1は、「CITIZEN」製のクォーツムーブメントを搭載した実際に時計として活用出来るカフリンクスだ。
上段は、「CLASSICA」というドレスウォッチタイプのデザインの時計カフリンクスで、下段は「DIVER」というダイバーズ(スポーツ)ウォッチタイプのデザインとなっている。
画像のCLASSICAは「SQUADRA」、つまり角型(クッション)ケースだが、「ROTONDA」というラウンドケースも有る。

そして、私が最も気に入ったのが、画像2の2つである。
上段は、実際の自動巻きムーブメントを加工した「AUTOMATIC」。下段は、フライングトゥールビヨンのキャリッジを加工した「TOURVILLON」。どちらも中国「SEA-GULL」社のムーブメントをカフリンクスにしたモノだ。ただしどちらも時計としての機能は無い。動きとデザインという事だ。

AUTOMATICは、ローターの動きが楽しそうだ。立体感も有る。(但し、引っかかったりして直に壊れたり、周りを傷付けそうだが。)

TOURVILLONは、キャリッジのみを使用している。ちゃんと回転をするらしい。このフライングトゥールビヨンは「Tourbillon by Hajime Asaoka」の投稿でも少々触れているが、キャリッジの動きそのものは、1000万円クラスのモノと変わらない。(精度等は兎も角。)

価格は、
クォーツムーブメント搭載のモノが、\18,900~\23,100。鍍金やパーツ等で多少価格が上下する様だ。
AUTOMATICは\29,400、TOURVILLONは\24,150である。

貴方も、時計と共にWATCH CUFF LINKSで更に腕元を彩ってみてはどうだろう?きっと多くの方の目に留まる筈だ。時計談義にファッション談義に華を咲かせて頂きたい。