先日、嫁と女友達と一緒に遊びに出掛けた。その女友達は昨年肝炎を患っている事が発覚し、それからずっと薬物に依る治療を行っている。嫁とは小中学と同級生であり、私も嫁と同様の期間親しくして頂いている友人だ。
こういった場合、多少どういう風に接すれば良いのか判らなくなる。いつも通りにすれば良いのか?それとも有る程度の治療に目途が立つまでは、遊びに誘ったりせず安静にする様努めるべきか?そしてその友人はどう考えているか?

結局、私は出来るだけいつもの様に接しようと決めた。ずっと治療続きでは、精神的にも辛いものが有るだろうと思っての事だ。気軽に遊びに行ければ、気分転換にもなるし活力にもなるのではないかと思うのだ。(正しい選択かは判らないが。)

まずは3人で「天然温泉 湯来楽」で温泉と岩盤浴を楽しんだ。(詳しくは「天然温泉 湯来楽」の投稿参照。)
岩盤浴は初めてだった様で、老廃物が出てすっきりしたと喜んでいた。因みに岩盤浴場内のTVは「ローマの休日」が流れていた。この日も「薬宝緑石と古代黄土を敷いた浴場」の香はレモングラスだった。
私も久しぶりだったが、昔程混雑していなくて、どの浴場にも待ち時間無く入れたのが良かった。
皆でアイスクリームを食べてクールダウンしてから昼食を食べに移動。

「石焼ステーキ 贅」でランチを頂く。私はサーロインステーキランチ(200g)を女連中はサーロインおろしポン酢ステーキランチ(140g)を選択。店員の接客も良く、料理が運ばれてくるのも早い。(ランチだからかもしれないが)なかなかボリュームも有りかなり満足だった。嫁曰く「汗を出した身体に肉が沁みる」らしい。

それから行き着けの漫画喫茶でダーツとカラオケ。ダーツはまあ私が殆ど勝利したが、それでも何度か敗北。その時の2人はかなりの喜び様であった。ダーツではいつも私が悪役である。
カラオケも久しぶりだったのでかなり楽しかった。久しぶりだと全然声が出ない。ダーツにしろカラオケにしろ継続は力だという事だ。
私はというと相変わらず、ヴィジュアル系と呼ばれるジャンルやアニメソングがメインである。ニコニコ動画で有名な曲(「思い出はおっくせんまん」等)が何曲も入っていたので歌えもしないのに挑戦し玉砕。3人とも喉がおかしくなるまで歌った。

最後に私の御気に入りのショットバーで軽く食事と一杯。このショットバーは軽食も美味しい。特にパスタが好きだ。
バーテンダーの華麗なテクニックと美味しいカクテルを楽しむ。
友人にソフトドリンクのカクテルも有ると教えたが、アルコールを薄くして頂いた様だ。まあ大丈夫という事だろう。
食事とバックに流れる映画や音楽に浸りながら、葉巻を燻らす。今日が友人の負担になっていなければ良いと思いながら。
友人は楽しかったと言っているが、やはり身体は心配だ。肝炎は完治するモノでは無い。折り合いを付けて行くしかないのだ。
そして結局、肝炎の話題に一切触れず解散とした。

人間は身体も、そして心も健康でこそ、活動が出来る。私の選択が正しいかは判らないが、これからも続く闘病生活に少しでも力になればと思う。