今回は玩具である。プレイングカード・・つまりトランプの事である。
トランプは結構様々なブランドがノベルティを出しているようだ。有名な所では、「LOUIS VUITTON」「FRANCK MULLER」等である。(過去から何種類か出ている様だ。)
画像1がLOUIS VUITTONのトランプ、画像3がFRANCK MULLERのトランプだが、これらは残念ながら持っていない。
LOUIS VUITTONはAがLVの表記になっていたり、FRANCK MULLERはスートやビザン数字のナンバーが動きの有る描かれ方になっている。どちらもそのブランドらしいトランプになっている。詳細は解らないが画像3の「Cartier」のトランプは本革のケースが付いたかなり立派な仕様だ。(欲しい。)
私が持っているのは「Chopard」のトランプである。紺色のケースに入っている。(画像4)ケースはちゃんとマグネットが仕込まれ、かっちりと閉まる。デックはバックカラーが青と赤の二組が入っており、カードのバックはChopardの頭文字のCが描かれている。柄は王道のトランプ「BICYCLE」や「Bee」といったモノに近い。あまりChopardの特徴の無いデザインかもしれない。(画像5)
フェイスについては、本当に王道のトランプである。JOKERは道化師が月の上から双眼鏡で覗いているイラストが描かれている。スペードのAは中に風車が描かれていた。(画像6)
カードは、プラスチック製ではなくトランプ紙のモノだと思われる。ただし、私が愛用しているBICYCLEの様な表面のザラついたエンボス加工はされていないツルツルの紙である。
という訳で、トランプとしてはBICYCLEが気に入っているので使う事はまず無い唯のコレクターアイテムが正しい。ノベルティとしては有りだと思う。
今回は少々専門用語が多かったので最後に補足を。
・トランプは正式にはプレイングカードと呼ぶ。日本でしかトランプは通用しない言葉で、元々は「切り札」の意味らしい。
・デックとはトランプの一組(52枚+JOKER)を言う。JOKERの枚数や有無は問わない。
・スートとはトランプのマークであるスペード・ハート・ダイヤ・クラブの事である。元はタロットなので、国によってソード・カップ・ペンタクルス・ワンドという場合も有る。
・フェイス及びバックはトランプの表裏面の事である。フェイスはスートやナンバーが記されている面、バックは全て同じ柄が描かれる面である。
知識として知っていれば、トランプの説明やゲーム・マジックをする際に役立つと思う。