11月1日、何と無謀にも日帰りで東京に行ってきた。(2日が仕事であった。)
朝も急な仕事で電車を1本遅らす羽目になった。御陰で新幹線の乗換えまではずっと座席の無い状態である。朝からついて無い。
東京に着いたのは13時半。20時過ぎには東京を発つので殆ど時間が無い。慌てて南青山方面へ向った。
東京に来た際には頻繁に訪れる南青山の骨董通り。
今回急に東京まで来たのは、私が「CUPIDON」を購入した「PIERRE KUNZ TOKYO」が「FRANCK MULLER WATCHLAND」という店として新たにスタートするからである。正確には店も銀座の方へ移転を考えているらしい。
その新たな取り扱いブランドの紹介も合わせてパーティを開催するとの事で、招待状が届いたので見学と御祝いを兼ねて訪問する事にしたのだ。
中に入ると既に何人かの客がスタッフに持成されていた。
入って直には「BACKES&STRAUSS」と「Barthelay」。その横には「MARTIN BRAUN」が鎮座。
隣のウィンドウには「CVSTOS」、「EUROPEAN COMPANY WATCH」、「RODOLPHE」。私も初めて拝見するブランドもいくつか有った。
奥のスペースは「FRANCK MULLER」で埋め尽くされていた。時計だけでなく、ジュエリーも展示されていた。
時計とジュエリーを見つつドリンクを頂く。(画像1)ジュエリーはFRANCK MULLERのカーベックス・カットと言う独自の形にカットされたダイヤを使用したものだ。男性にも似合うカットだと思う。
シャンパーニュとオレンジジュースが有ったが当然私はオレンジジュースを注文。
ピンチョスをセレクトして頂き、テーブルでスタッフと時計談議しながら舌鼓を打つ。(画像2、画像3)
様々な時計を見せて頂いたが、中でも珍しかったのがPIERRE KUNZのエングレーブを施したモデルである。元々、ヨーロッパでは男女の秘め事をモチーフにした細工等が非常な人気を博している。まあ貴族趣味のひとつであろう。有名なのがそういった時計のオートマタやエングレーブである。
今回拝見したモデルもアンドレ・チェカ氏によって男女の絡みを繊細ながら迫力の有る立体的なエングレーブに仕上げて有った。あまり艶っぽくは無いが・・(画像4、ただしCUPIDONは金川恵治氏に拠るもの。)
ニューブランドである「CHRISTIAN HUYGENS」や、私が現在注目している時計師のブランド「PIERRE MICHEL GOLAY」等も日本には入ってくるのかどうか等を聞きながら、楽しい時間を過ごした。
土産に、ノベルティとしてPIERRE KUNZのゼリーとスタッフも身に付けていたCUPIDONのピンバッジ(ラペルピン)を頂いた。
ピンバッジはキューピッドの形がキュートでリボンにPIERRE KUNZの文字が入っている。更にキューピッドが構える弓矢の先端にはスワロフスキー(だと思われる)が付いており、煌く矢の輝きを演出している。(画像5、外箱。画像6、中身。)
ゼリー(パート・ド・フリュイ)は表面にシュガーが塗布されておりカシス味だ。(画像7、外箱。画像8、中身。)6つ入っており、上の段の3つは、一つは「PIERRE」、一つは「KUNZ」、一つはモノグラムの「PK」とプリントしてある。その下には3つで「Papillon」のレトログラード2つとムーンフェイズが描かれていた。
味は甘酸っぱく、濃厚で美味しい。製造は有限会社アネラという所らしい。
間もなく時刻は16時。東京の滞在時間は後4時間余りである。次回へ続く。