その際も、「音楽と私3その2」の投稿でも私は「髭を脱毛」したいと述べている。
私はどちらかと言うと髭は薄い方だ。それでも、放置すると髭が伸びる。剃刀で剃ったり、毛抜きで抜いたりしている。この毛抜きには「美容と健康2」の投稿で取り上げた「rubisのピンセット」というスイスの非常に精密に作られたピンセットを利用しているのだが、いくら性能の良いピンセットとはいえ、髭の本数は多く、全部抜くにも時間が掛かる。場合によっては嫁に抜いて貰っていた。(普通のピンセットでは更に時間が掛かるだろう。)
しかし、仕事柄、基本的に髭はNGなので、毎日抜いたり剃ったりしているに伴い、髭は少しずつ濃くなっていく。それでもまだ薄い方だとは思うが、毎日剃るのも時間が勿体無く、どうせなら今の内に脱毛してみようという考えに至った。それに、髭(髭の剃り跡)が無くなれば、見た目も多少若返るだろう。
因みに年を取り、退職してから髭が生えないのはどうかという問題も有ったが、必要だと感じたなら付け髭でも良いという結論に達した。早速嫁の通っているエステティックサロンに通おうと考えるも男性不可であった。
タウン情報誌に髭の脱毛という文字を見つけ、電話で問い合わせて、そのエステティックサロンに足を運んでみた。直にアンケートを記載させられた。
このエステティックサロンは別にメンズエステという訳では無く、普通に女性がメインのサロンで、男性の客も受け入れているといった感じである。何人かの客を見たが全て若い女性である。勿論店員も若い女性ばかりであった。ちょっとエステも良いかもしれないという邪な感情を抱く。
髭の脱毛についての様々な説明を聞く。
IPL(インテンスパルスライト)という光の種類を使い、1cm×2cm程度の長方形の範囲の毛根にダメージを与え、毛の成長をストップさせていく最新の脱毛法らしい。嫁が行った脱毛も「光脱毛」なので同じモノであろう。(画像は参照のIPL本体。この店舗とは別のモデル。)
男性の場合は6回が基本コース(オススメコースは12回)で、凡そ1ヶ月に一度位施術する。
施行部位は鼻下・口下・頬・顎下と言った風に分かれており、それぞれに費用が掛かる。纏めて施行するプランも有る。
毛は以降は抜いてはいけない。抜くと効果が無くなるらしい。
施術当日は入浴を避けてシャワー程度にする。
汗を掻く事、日焼けは避ける。(これは仕事柄無理だ。)
髭の毛根という皮膚内の黒い部分をサーチして照射するので、日焼けして肌が黒くなると効果が落ちるというが‥
金額は女性の腋に比べても随分と高額であった。価格差の理由は、まず腋が女性の脱毛という行為を試すサービス価格という考えが強いという事。綺麗になると他の箇所もしたくなるからだそうだ。次に、照射範囲が髭は非常に広いという事。単純に面積が狭い方が安いという事だ。そして、毛の量が多い箇所が値段が高い。
結局腋が2万円程度なのが、髭の脱毛では最低10万円程度は掛かるという事なのだ。タウン情報誌にはメンズの髭脱毛プランが3万円~と書いてあったが、騙されたと感じた。
しかし、他でも価格はそれ程差が無い様だ。(都会は違うかもしれないが。)また、数千から1万円程度のモノは大抵1度の施術となる様だ。嫁の話では1つの毛穴から3本毛が生えるので、最低3回は施術しないと効果が出ないらしい。
私の場合は髭が薄いので、照射部位が少なくなるため、口下及びその周辺はサービスという条件でこのエステティックサロンで脱毛を受ける事にした。
次回へ続く。