結婚指輪にも選ばれる「Iris」という指輪が有る。(画像1)
一見これと言った特徴は無い。デザインもシンプルである。しかし、この指輪は現在NIESSINGしか作る技術が無いと言われている。
よく見ると、指輪がグラデーションになっており、ゴールドからシルバーに徐々に変化しているのだ。
この技術は非常に難しい。金属と金属を完全に接合させるのも難しい技術なのだが、このIrisは更に驚くべき事に、素材がシルバーの部分の12Kから徐々にゴールドの部分の24Kまで変化していく。
通常異なる地金同士を接合すると当然接合点に境界が生まれる。
どうやって製作しているのかは私にも解らない。
可能性としては、12Kから24Kまでの金属を薄い状態で細かく準備し、それを順に接合させているのではなかろうか?噂では薬剤を用いるとも‥勿論、どのように製作したとしても、多大な労力が必要だ。
見た目以上に凄い技術の指輪だ。こういった拘りは流石NIESSINGと言える。
更にNIESSINGは指輪だけでなくペンダントトップにもこのIrisを用いた商品を販売中だ。「Iris Flower Disc」という。(画像2)薄くディスク状に伸ばしたこの素材から、金細工師のハンマーによってエレガントなフラワーが誕生する。美しく波打つディスクは胸元を様々な角度から彩るだろう。
値段は、指輪が\189,000~でペンダントトップが\260,000~との事。まもなく価格改正を控えているので興味が有る方は急いだ方が良いだろう。
貴方もゴールドからシルバーに色を変えるアンヴィバレンツなアクセサリーを身に付けてみては?広い視野を持つと共に、他では真似出来ない、ブランドならではの価値を実感出来るだろう。