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毎年6月1日は富山では有名な「山王まつり」である。(詳しくは「山王まつり」の投稿参照。)
前日は激しい雨が振っていたが、1日は雲ひとつ無い快晴であった。絶好の祭り日和である。
今年は1日が日曜日という事もあって非常に混雑するだろうと思い、昼には現地に向かった。

‥しかし予想は外れ、12時で既に路上は人で溢れかえっていた。私は人混みが苦手なので、見ているだけで疲れが溜まってくる。
天気も良く、更に人々の熱気で異常に汗ばむ中、折角の祭りを楽しもうとその流れに飛び込んだ。

まず、目に付いたのが韓国語だと思われる文字に振り仮名が振ってある。「ホットック」?聞いた事が無い。見てみると、丸いホットケーキの様なモノだった。中には黒砂糖や砕いたアーモンドが入っており、シナモンを塗してある。
気になったので食べてみた。屋台としては珍しく非常に熱々だった。中の餡(黒砂糖等)が熱過ぎて口の中が火傷するかと思った位だ。しかし普通に美味しかった。大判焼きの生地をしっかり作って餡子の替わりに黒砂糖等を入れ焼き上げ、最後にシナモンを塗した感じである。なかなかボリュームが有った。

再び人の流れに乗る。続いて購入したのが、「どんどん焼き」。ホットックと同様、小麦粉を練って焼いたもので甘いかしょっぱいかの差だと思ってしまった。続けて食べたのが失敗か。

「岩瀬曳山祭」の投稿で述べた「天使のクレープ」の屋台を発見。しかし今回はスルーさせて頂いた。

「フランクフルト」。コンビニエンスストアでも買えるのだが、目の前で焼いていると美味しそうに見える。ついつい購入してみたが、残念な事にマスタードでなく和辛子であった。和辛子ははっきり言ってフランクフルトには合わない。これも失敗だった。ケチャップだけにすれば良かった。

そして私の場合祭り=「トウモロコシ」である。トウモロコシも焼きたてで非常に美味しかった。しかし食べ終わると手がベトベトになるのだけはどうしようも無いのだろうか‥
因みに私が食べたのは300円だったが、殆どの店が400円で販売している。値段の差は何なのだろう?特したと思えば良いのか、それとも安いだけの理由が有るのか‥

「天津甘栗」。これも大好きなのだが、最近某国製は怖いので我慢した。とは言っても、最近発見されただけで、某国にとっては当たり前だった事なので、私達も事が公になる前は普通に有害な物質に塗れたモノを沢山食しており、それでも特に問題無かったのだが‥メディアに踊らされているとは思うが、某国の改めない態度も気に入らない。(食べたかったのが本音。)

歩く途中で裸神輿の参加者達が集っていたので、写真を撮った。(画像1)その中に変なキグルミがいた。キグルミの正体は未だ不明。結局、暑さと人混みに我慢出来ず、裸神輿、女神輿が始まる前に退散を決めた。

最後に「ベビーカステラ」を購入し帰宅と思ったが、折角近くまで来ているので総曲輪フェリオと行き着けの宝飾店に足を運んだ。
結局、祭りでは土産らしいモノは全く買わず食べ物ばかりだったが、総曲輪フェリオで「SWAROVSKI」のカフリンクスとラペルピンのセットを購入。(画像2)安かったので狙っていたのだ。

そして帰宅。しかし折角購入したカフリンクスだが、やはり安いものは良くないという事が判った。チェーンタイプのカフリンクスなのだが、チェーンの繋ぎ目が接着されていない為、多分弱い。使っていく内に段々と広がって、最後には切れるだろう。(キーホルダーのチェーンの隙間が段々広がって最後に切れるのと同様である。)私が持つ別のチェーンタイプのカフリンクスは、直に何処が継ぎ目か解らない位に密着しており、多分溶接か何かの方法で接着されている。デザインだけでなく細かな点にも気を付けて今後は商品を購入しなければなるまい。

昔は祭りとなると全種の屋台を制覇しようと走り回り、親に貰った小銭を何処で使おうか思案していた位、見るモノ総てが楽しかったのだが、今では、人混みに身を投じる事さえ億劫と感じる、年老いた私を実感する。立ち寄った宝飾店で、「毎日が祭なら楽しいですね。」と言われ、「毎日だと疲れるし有難味が無くなる。年に1度で調度良い。」と答えた自分に少々ショックを受けた。
もっとエネルギッシュな考え方が出来ればと思い直した祭の日であった。