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「風の国」と言われる程、風車で有名な国オランダ。年中強い風が吹くばかりか、頻繁に雨も降るらしい。
その様なオランダではウィンドブレイカー(合羽)が雨具として広く使われていると言う。傘では風に負けて直に壊れてしまうのだろう。

しかしやはり傘も需要が有る。
「SENZ」という傘のメーカーが、そういった地域に根差した傘が開発し今大きな話題を呼んでいる。(画像1、2)

それは、どう見ても普通と違う特徴的な非対称デザインの傘である。一目見ただけで「SENZ Umbrellas」と識別出来るオリジナリティに溢れた、この河童(や、トトロ等)が持つ葉の傘の様な不思議な形状の傘にはオランダならではのアイデアが詰まっている。

この奇妙なデザインはSENZ社が空気力学を応用して辿り着いた形で、フォーミュラカーの様にエアの巻き込み等を風洞実験等で検証し、強風を巧く後方に逃がす事が出来る。傘が風に合わせてベストな位置に向きを変え、風を効率良くいなす為、傘が強風によって裏返ってしまう事も無いとの事。実験では100km/hの暴風にも耐えうる事が実証された。

驚異的な性能とデザインで、世界各地でも非常に高い関心を集めているこのSENZ Umbrellasがいよいよ日本でも販売され始めた。

値段は「Original」が\9,975、折り畳み傘となっている「Mini」(画像3)が\6,825である。デザインは圧倒的にOriginalがシャープでスタイリッシュだ。柄の全長は78cm。広げた傘の状態は93cm×89cmで広範囲に覆う事が出来る。
カラーは、Pure Black、Ocean Blue、Passion Red、Luxury Brown、Sparkling Silverの五色。どれもなかなか良い雰囲気を出している。

皆もSENZ Umbrellasを装備して、普段の雨の日は勿論、台風の日さえ平気な顔で街を歩いてみては?壊れる傘の方を横目に悠々闊歩するのも新しい台風の楽しみになるかもしれない。(画像4、red dot design award受賞記事)