イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12

イメージ 13

イメージ 14

イメージ 15

イメージ 16

イメージ 17

イメージ 18

2日目の観光。
タクシーを利用して国立新美術館へ。失敗だった!タクシーの方が地下鉄等を乗り継ぐより時間が掛かっているのではないだろうか。しかもかなり高額になり痛い出費となった。
しかし、ちゃんと入り口まで運んでくれるので歩く手間は省けた、まあ良しとしよう。
この国立新美術館は故黒川紀章氏が手掛けたたぶん最後の大型建築物ではなかろうか?ここも私が前回訪れた時はまだなかった建物だ。私が訪れた12月14日、なんと展覧会入場者数が300万人に達したそうだ。素晴らしい成果だと思う。

概観は写真等で知っていたが、非常に素晴らしい創りだ。過去に例の無い全面ガラス張りの波打つ造型がレトロでモダンという相反する印象を与える。何処か懐かしくそして斬新。この建築物自体が一つの美術品であろう。(画像1)
さて、今回国立新美術館を観光に選んだのは2つ理由がある。1つは、「stranger_215様」のブログで「フェルメール」が展示されていると聞いたからである。
1632年オランダのデルフトで生まれたヨハネス・フェルメールは画家としての道を歩み始めた。1653年には聖ルカ組合という一種の芸術工芸作家によるギルドに加盟する。組合の理事を務める等、評価されていたが、残念ながら活動の場がデルフトのみだった事と残した作品が30点余りという事で暫く表舞台には彼の作品が現れる事は無かったようだ。
今回展示されている「牛乳を注ぐ女」(画像2)はフェルメールの中でも最も有名な作品のひとつだろう。絵に詳しくない私でも知っている位だ。
10時に開館するのだが、私が着いた時点(10時15分頃)で既に行列が出来ていた。
チケットをモギッて貰い、「アムステルダム国立美術館所蔵 フェルメール『牛乳を注ぐ女』とオランダ風俗画展」へ。
中は人で溢れていた。ゆっくり見る余裕が無いのでオランダ風俗画はさっと流す。(実はレンブラント等も展示されていたらしい。レンブラントぽいとは思っていたが、ゆっくり見れば良かった‥)そしてフェルメール。一際人の集まる一角にやはりその絵は展示されていた。
絵心の無い私が絵画について語るのは難しいが、遠近感があるし色彩が地味(失礼か?)なのに存在感がある。明暗の使い方の所為だろうか?目を惹く作品には違い無い。ところで「牛乳を注ぐ女」は「The kitchen maid」或いは「The Milkmaid」と英表記されている作品なので日本語訳も「ミルクメイド」の方が良かったのではなかろうか?

さて、もう1つの楽しみがここのランチである。アトリウムには、巨大な高さの違う逆円錐を地に突き立てたような内部建築。その高い方は調度3階からアクセス出来るようになっている。ここが「BRASSERIE PAUL BOCUSE La Musée」である。(画像3、パンフレット)逆円錐の上に設計されているので見晴らしが良い。冬でも窓から差し込む日差しが少々眩しく、暑かった。
ここのランチも非常に人気があるとかで、是非食べてみようと思っていた。ここも既に列が出来ていたが(画像4)、比較的スムーズに中に入る事が出来た。暫くして席を見渡すともう満席である。早めに入って良かった。メニューは定められた品のメインディッシュとデザートを出す「Plat de jour」と好きな品からオードブル、メインディッシュ、デザートを選ぶ「Dejeuner du jour」というランチコースがあった。
頂いたモノは画像5~10のとおりである。PENINSULAで朝食のビュッフェを食べ過ぎていたので腹一杯だ。

食事を終え、適当に館内を歩く。「第14回 雪舟国際美術協会展」や「第25回記念 白峰社書展」等を見て回る。全体的に「書」が多い印象を受けた。

時間もおしてきたので、ここから表参道へ移動する。
前回訪れた表参道ヒルズである。中央には美しく輝く宝石のようなクリスマスツリーが飾られており目を惹いた。(画像11)
ここにはROGER DUBUISのJewellery Collectionを見に来た。(「Follow Me pendants」の投稿参照。)
4面にクロスを配置したペンダントが欲しかったのだが、基本的に展示されているものしか無いらしいので気に入った大きさとダイヤモンドの数の品が無く諦めた。(予算に合わない。)
尚、EXCALIBUR「EX45 01 9 N1.67A」ダブルトゥールビヨンが置いてあった。(画像12)全ての時計でトゥールビヨンが複数用いられたモデルを今回初めて見た。

更に前回と同じく、青山の骨董通りを歩く。まず訪れたのがドイツのジュエリー「NIESSING」の直営店「Niessing Tokyo」。こちらも前回は直営店ではなかったので中には入っていなかった。
(因みにNIESSINGについては、「NIESSING Steel Rings」・「Tension Ring」・「Meander」・「結婚指輪2」の投稿で取り上げている。)
嫁が気になっていたのは「Diamond Spheres」というペンダント。(画像13・14)クリスマス限定で5色のゴールドカラーが販売されていた。(Tension Ringも同様に5色のゴールドモデルが有る。)
私は、画像のようにゴールドやプラチナを薄く引き伸ばしたどこか軟らかい印象のアクセサリーが気に入った。(画像15)しかし嫁は気に入らなかったようだ。

その後は「PIERRE KUNZ」や「Sphere PATEK PHILIPPE GALLERY」を訪問。
PIERRE KUNZでは、新作モデル「Papillon Tahiti Moon」と「Retrograde Time-zone Grande Date」を触らせて頂いた。(画像16、左がPapillon Tahiti Moon、右がRetrograde Time-zone Grande Date)今まで少々高額と感じたPIERRE KUNZだが、SSモデルが有り、かなり購入しやすい価格なのでファンは嬉しいのではなかろうか。
店長ともう一人の店員どちらも男性だが「CUPIDON」のスケルトンモデルを身に付けておられた。(画像17)私にとってもPIERRE KUNZといえばCUPIDONである。やはり魅力的なモデルだ。女性だけにはやはり勿体無い。(「CUPIDON」の投稿参照)
Sphere PATEK PHILIPPE GALLERYでは、「Nautilus」が見たかったがやはりというか当然というか人気で在庫も無く見る事が出来なかった。Nautilusの中でも5712/1A(画像18)が非常に気に入っている。実物があれば‥残念だ。

兎も角、見るモノを見て、この後、嫁と共に美容院へ。この日は夜からちょっとした?パーティが有るのだ。その為のヘアセットである。
続く。